「下水道管路の全国特別重点調査」を実施します
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令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に起因すると考えられる道路陥没を受け、国土交通省から、地方公共団体に対して下水道管路の全国特別重点調査の実施要請がされました。(参考:国土交通省HP)
実施要請に基づき、秋田県が管理する下水道管について、下記のとおり、調査を実施します。
全国特別重点調査の概要
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調査対象
管径2m以上かつ平成6年度以前(30年以上経過)に設置された下水道管路
このうち、以下の[1]~[4]のいずれかに該当する箇所の調査を優先的に実施
[1] 埼玉県八潮市の道路陥没現場と類似の構造・地盤条件の箇所
[2] 管路の腐食しやすい箇所
[3] 陥没履歴があり交通への影響が大きい箇所
[4] その他(沈砂池の堆積土砂が顕著に増加した処理場・ポンプ場につながる管路)
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調査内容
対象の下水道管路について、調査員がマンホールから管路内に入る「潜行目視調査」や専用のカメラを用いた「テレビカメラ調査」により、管路の状況を定量的に調査します。
秋田県の調査対象
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調査対象管路
内径2000mm以上、1994(平成6年)年度以前に設置・改築された管路
調査対象管路 幹線名 対象延長 臨海幹線 1,843m
(うち優先実施区間 1,532m 含む)秋田南幹線 2,673m 放流渠(臨海処理センター) 422m 合 計 4,938m
全国特別重点調査 実施個所図 -
調査スケジュール
優先実施区間については令和7年7月末までに完了予定優先実施区間以外の調査については、令和8年2月上旬までに完了予定 -
これまでの経緯
これまでの経緯 年 月 日 事 項 令和7年1月28日 埼玉県八潮市で道路陥没事故発生 令和7年1月30日 国土交通省が、下水道管路の緊急点検の事務連絡発出 令和7年2月5日~14日 秋田県が、独自に下水道管の緊急点検(マンホールから確認できる範囲の点検)を行い、異常はありませんでした。 令和7年2月21日 国土交通省が「下水道等に起因する大規模な道路陥没事故を踏まえた対策検討委員会」を設置 令和7年3月18日 国土交通省が「下水道管路の全国特別重点調査」を実施要請