World Diabetes Day/ワールド ダイアベティス デイ(世界糖尿病デー)

世界に広がる糖尿病の脅威に対応するために、2006年、国際連合は11月14日を「World Diabetes Day(世界糖尿病デー)」に指定し、世界各地で糖尿病の予防や治療継続の重要性について周知する啓発活動を推進することを呼びかけました。

日本でも、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会が中心となり、各地で著名な建造物をブルーにライトアップして、街頭での啓発活動を実施しています。
(11月14日は、「インスリン」を発見したカナダの医学者 フレデリック・グラント・バンティングの誕生日です。)

この運動のシンボルマークは青い丸をモチーフにしており、国連や空を表す青と、団結を表す輪を意味しています。

 

World Diabetes Day(世界糖尿病デー)のシンボルマークは、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」です。国連や、どこまでも続く空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」がデザインされています。 

ブルーライトアップ

11月14日は、全国各地でブルーライトアップやイベントが行われます。

秋田県内でも実施されますので、この日をきっかけに、糖尿病について考えてみましょう。

全国各地の関連イベント情報(World Diabetes Day実行委員会ホームページ)

第60回全国糖尿病週間 2024年11月11日(月)~11月17日(日)

  • 毎年、11月14日を含む1週間を「全国糖尿病週間」として、各都道府県糖尿病協会や友の会が主体となり、全国各地で一般向けの講演会や健康相談、街頭での広報活動などが実施されます

     

  • 糖尿病で医療機関を受診している人は全国で約580万人、秋田県では約5万4千人と推定されています。
    糖尿病は、血糖値が高い状態が続く病気で、放置するとさまざまな合併症を引き起こしますが、大部分を占める2型糖尿病は、健診による定期的なチェックや、運動、食事などの生活習慣の見直しにより、発症リスクを下げることができます。
    また、糖尿病を発症しても、治療を継続し、合併症を予防すれば、健康な人と変わらない生活を送ることができます。
    糖尿病は、発症初期には自覚症状がなく、進行してから気づくことが多いため、定期的な健診受診を心がけ、健診結果に異常があれば医療機関を受診しましょう。