八郎潟干拓前の地層から掘り出してきたモグ(水草)の種(埋土種子)を復活させ、育てる取組を行うための水槽である「八郎潟モグリウム」が、「NPO法人はちろうプロジェクト」と「秋田県立新屋高等学校理科研究部」によって、令和5年10月1日に新屋高等学校敷地内に設置されました。
 ここで水草を栽培することで、ミジンコやトンボなどの豊かな生態系を復元し、水生生物の生息地間をつなぎ移動を可能とすることで、広域に水生生物の「にぎわい」を生む効果を目指しています。

 こうした取組は、主に八郎湖流域の小学校を中心に展開されていますが、今回、流域外の高等学校へ設置されたことで、八郎湖の環境保全について、八郎湖の周辺住民の方々だけでなく、広く県民の方々に興味を持っていただく足掛かりになれば良いと考えています。

※1:今回の取組は、八郎湖環境保全普及啓発推進業務委託の一環として行っています。


写真1:「八郎潟モグリウム」設置作業の様子


写真2:水草の植え付け


写真3:はちろうプロジェクトと新屋高等学校理科研究部の皆さん

 

八郎潟モグリウムについての詳細はこちら
 https://hachiro865.net/mogurium.html
 「八郎潟モグリウム」パンフレット [1979KB]