草木谷を守る会「プロジェクト未来遺産2019」登録証授与式が行われました
コンテンツ番号:47622
更新日:
このたび、聖農・石川理紀之助ゆかりの地「草木谷」などをフィールドとして八郎湖の環境保全活動などに取り組んでいるNPO法人「草木谷を守る会」のこれまでの活動が評価され、日本ユネスコ協会の「プロジェクト未来遺産」に秋田県内で初めて登録されました。
それを受けまして、令和2年2月24日に、潟上市役所1階の市民ホールで登録証の授与式が行われましたので、お知らせします。
1 未来遺産とは
先人達の知恵や工夫により育まれてきた日本の素晴らしい自然や文化を守り、未来へ継承していくことを目的とした、日本ユネスコ協会の活動。そうした活動に取り組む市民活動を「プロジェクト未来遺産」として登録し、地域内外の企業や個人による応援の輪を広げ、日本全体で応援していこうとするもので、2009~2019年度に、計73の登録があります。
2 出席者
⑴来賓
藤原 一成 氏(潟上市長)
小玉真一郎 氏(小玉醸造㈱社長)
佐藤 治雄 氏(秋田ユネスコ協会会長)
菅原 展子 氏(NPO法人あきたパートナーシップ理事長)
⑵日本ユネスコ協会連盟
土屋 誠 氏(未来登録遺産委員、琉球大学名誉教授)
青山由仁子 氏(日本ユネスコ協会連盟・主任)
⑶主催者側
石川紀行 代表 ほか草木谷を守る会・会員の皆様、潟上市内の小学生・中学生の皆様 ほか
式では、登録証授与のほか、石川代表や来賓の方々のあいさつが行われた後、潟上市の小学生の皆さんが日ごろ「田んぼの楽校」や「リキノスケ未来塾」などで学習している内容の発表や、土屋誠先生による記念講演が行われました。
藤原潟上市長の「今日は、この活動を未来に向かって必ず引き継いでいくという決意の日である」といったご挨拶が印象に残りました。八郎湖の水質改善は道半ばでありますが、地域の方々との連携を深め、様々な取組を進めてまいります。
登録証授与式の様子
会場の様子です。
登録証授与の後、草木谷を守る会・石川紀行代表からご挨拶がありました。
来賓のご挨拶です。最初は藤原一成・潟上市長からいただきました。
草木谷の環境学習で収穫されたお米を使ったお酒もある小玉醸造㈱・小玉真一郎社長のご挨拶もありました。
秋田ユネスコ協会の佐藤治雄会長からのご挨拶です。
小学生の皆さんから、日ごろ「リキノスケ未来塾」などで学ばれている内容の報告がありました。
最後に、「生物は環境を変えるか?」の演題で、土屋誠先生による記念講演がありました。
皆さんも最後まで熱心に聴講されていました。
草木谷を守る会の会員、および関係者の皆様、本当におめでとうございました。