令和3年第1回定例会 (追加提案) 知事説明要旨(令和3年4月15日)

2021年04月15日 | コンテンツ番号 57116

 このたび提案いたしました議案の説明に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。
 今回の知事選挙において、多くの県民の皆様からご支持を賜り、引き続き県政運営の重責を担わせていただくことになりました。
 新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の危機の中での選挙であり、県内各地において、医療・検査体制の更なる拡充や、子育て、教育、雇用など様々な分野での手厚い支援が必要であるとの声のほか、観光・宿泊・飲食業をはじめ苦しい状況が続く地域経済の実情と将来への不安はもとより、最重要課題である人口減少への対策を求める意見など、県民が抱えている切実な思いにじかに触れ、命と健康、暮らしを守ることを最優先に、県民一人ひとりの心情にしっかりと寄り添いながら、県政運営に当たっていかなければならないとの意を改めて強くしたところであります。
 また、感染を防止するための新しい生活様式の定着に向け、県民が真摯に行動する姿を目の当たりにし、皆様の高い意識や、日頃の努力の積み重ねが本県の感染の抑え込みにつながっており、まさにこうした県民性こそが秋田の誇るべき財産であることを再認識いたしました。
 感染症の収束に向けた闘いが続き、我が国の社会経済情勢や価値観が急激に変化してきている中、県政を取り巻く環境は、かつてないほど厳しさを増し複雑多岐にわたっておりますが、ふるさと秋田を次の世代に確実に引き継いでいくため、これまで培ってきた経験や様々なネットワークを生かし、県政の舵取り役として全身全霊を注いでいく所存であります。議員各位におかれましては、引き続きご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 
 次に、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。
 国では、今月5日から宮城県、大阪府及び兵庫県に、12日からは東京都、京都府及び沖縄県に対し、「まん延防止等重点措置」を適用しております。全国的に感染が急速に再拡大しつつあり、感染力が強いとされる変異株の割合も増加している中、本県においても、先月中旬以降、新規感染者が連続して発生しているほか、変異株も確認されており、感染者の更なる増加が懸念されることから、先般の新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、感染警戒レベルを3に引き上げたところであります。
 県としましては、これまでも高齢者施設に対する抗原検査キットの配付や全自動遺伝子検査システムの導入など全国的にも早い段階から適切に対応してきており、引き続きPCR等による検査や患者の受入病床の確保など医療提供体制を充実・強化するとともに、変異株のスクリーニング検査と疫学調査を迅速に実施するほか、関係機関との連携を密にして万全の態勢で対応してまいります。
 県民の皆様には、県をまたぐ不要不急の移動の自粛とともに、会合や飲食の機会も含め、マスクの着用や3密の回避など基本的な感染防止策を徹底していただくよう強くお願いいたします。
 また、ワクチン接種については、国からの供給スケジュールが次第に明らかになり、県内では現在、医療従事者等への接種が進められているほか、高齢者への接種についても、昨日、秋田市を皮切りに開始されたところであります。
 県としましては、接種を行う医療従事者の確保等について医師会と連携し市町村をきめ細かくサポートするとともに、ワクチンの効果や副反応に関する専門的な相談にも対応しながら、県民に対する情報の丁寧な周知に努めてまいります。
 次に、提出議案について説明申し上げます。
 今回の補正予算案は、新型コロナウイルス感染症への対応として、感染症の影響の長期化に伴う低所得のひとり親世帯の経済的負担を軽減するとともに、観光需要が大きく落ち込んでいる状況を踏まえ、県内流動の促進による観光関連産業の下支えを図るほか、売上げが落ち込む飲食店や、従業員などのPCR等の検査を行う中小企業者に対し、必要な支援を行ってまいります。
 一般会計補正額は、48億1,885万円であり、補正後の総額は、5,797億5,897万円となります。
 よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。