令和2年11月に海岸保全基本方針が変更され、地球温暖化に伴う海面水位の上昇等の影響を踏まえ「秋田沿岸海岸保全基本計画」を変更することとなりました。
また、平成27年5月に水防法が改正され、想定し得る最大規模の高潮に対する危機管理・避難警戒体制の充実を図ることとし、令和3年5月には一部水防法が改正され、浸水リスク情報の空白域を解消するため、早期に「高潮浸水想定区域」を指定することとなりました。

このため、秋田県では計画の策定等を行うにあたり、学識経験者等から幅広い意見をいただくために、「秋田沿岸検討委員会」を設置しました。

「秋田沿岸検討委員会」設立趣意書[71KB]

「秋田沿岸検討委員会」設置要綱・名簿[116KB]

令和6年度 第1回「秋田沿岸検討委員会」(令和6年10月11日開催)

< 第1回資料 >

< 主な意見 >

秋田沿岸海岸保全基本計画変更

  • 海面上昇量について、4℃上昇も考慮することは海岸4省庁からも言われているが、基本は2℃上昇でよいと考えてる。設定の妥当性を確認したい。

高潮浸水想定区域指定

  • 秋田で波高が大きい台風199028号については、潮位偏差は無視できる程度か、それとも同一経路の他の台風に包括されるのか。

 など・・・

令和6年度 第2回「秋田沿岸検討委員会」(令和7年1月28日開催)

< 第2回資料 >

< 主な意見 >

秋田沿岸海岸保全基本計画変更

  • 将来的に今回定める基準に応じた整備や維持管理を進めていくことになり、いずれにせよ費用と時間がかかってくる。やはりソフト面でのハザードマップや地域防災計画などと相互に補完しあうような対策が必要と考える。

高潮浸水想定区域指定

  • 男鹿の潮位偏差の再現性が過小に評価されていることについて、男鹿周辺の水深や波高の平面分布を確認して、検討、整理をしてほしい。もし再現性を向上できる余地があれば検討してほしい。
  • 速度検討の結果、40km/hが卓越している。経路は先に73km/hで検討した後に速度検討を実施しているが、40km/hで経路検討し直した方が説得力が増すと考える。

 など・・・

令和7年度 第3回「秋田沿岸検討委員会」(令和7年7月3日開催)

< 第3回資料 >

< 主な意見 >

高潮浸水想定区域指定

  • 高潮による影響が明らかな区間を設定する際の水位差のしきい値を10cm、20cmとして、それぞれ区間がどのくらいまでに及ぶかとか、全体的な水位差を見ながら確認した上で設定した方が良い。洪水浸水想定では、より大きな流量での想定もされているので、その浸水範囲で拾える部分とうまくすりあえば十分かと思う。ダメージポテンシャルと、既往の浸水想定を見ながら判断するということでも良いと考える。

 など・・・

令和7年度 第4回「秋田沿岸検討委員会」(令和7年8月20日開催)

< 第4回資料 >

< 主な意見 >

秋田沿岸海岸保全基本計画変更

  • 将来の計画天端高で、場所によって「越波流量」と「波のうちあげ高」が分けられているが、前浜があることで、うちあげ高が高くなりうる可能性もあるため確認すること。

 など・・・

令和7年度 第5回「秋田沿岸検討委員会」(令和7年12月25日開催)

< 第5回資料 >

< 主な意見 >

秋田沿岸海岸保全基本計画変更

  • グリーンインフラについての説明追記など、住民に分かりやすい表現にしてはどうか。
  • 基本計画で設定した天端高は目標値であり、今後各海岸で設計を行い、改めて天端高を設定し整備するということが伝わる表現である。重要な箇所は太字にしてはどうか。
  • 誰に対しても今回の経緯が伝わるように参考資料編に記載する方法もあるが、記録方法は検討すること。また、海水面の上昇を考慮した見直しであることが分かるよう追加するべきである。

高潮浸水想定区域指定

  • 区域図にある浸水深の凡例を住民にも分かりやすいようにするため、他県で公表している箇所等を参考に確認すること。
  • 区域図に関して、米代川周辺のような重要な浸水域がある箇所で、図面が2分されており分かりづらいため、ラップさせる等図面表示の工夫をした方が良い。

 など・・・