秋田県沿岸における設計津波の水位を設定しました。

内閣府中央防災会議では、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による甚大な津波被害を受け、今後の津波対策の考え方を示しています。その中では、基本的に「最大クラスの津波」と「発生頻度の高い津波」という2つのレベルの津波を想定する必要があるとしています。

このたび県では、数十年から百数十年に一度発生すると想定される「発生頻度の高い津波」(設計津波)について水位を設定しました。「発生頻度の高い津波」は、「最大クラスの津波」に比べて津波高は低いものの大きな被害をもたらすとされており、今回設定した水位は、今後の海岸保全施設等の施設整備を行う上で必要となるものです。

設定の概要は以下のとおりです。