入浴着を着用した方やオストメイトの公衆浴場での入浴にご配慮ください
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がんなどの病気により手術を受けた方の中には、本来は問題なく公衆浴場を利用できるにもかかわらず、誤解や偏見によって、公衆浴場の利用を控える方がいます。
周りの方は、入浴着を着用した方やストーマ用装具を着用したオストメイトの入浴についてご理解ください。
<目次>
入浴着とは
入浴着とは、乳がんや皮膚移植の手術を経験した方が、手術痕をカバーして入浴するための専用の入浴肌着です。
入浴着を着用することで周囲に手術痕を見せることなく、安心して入浴することができます。また、正しく清潔に使用することで衛生上の心配もありません。
入浴着啓発動画、ポスターについて
入浴着普及委員会「bath to love-バストラブ」では、入浴着についてわかりやすく解説する動画をYoutubeで公開しているほか、無料でダウンロードできる入浴着啓発ポスターを作成しています。以下のリンクから、動画の視聴や、ポスターのダウンロードができます。
入浴着が利用可能な入浴施設
入浴着が利用可能な入浴施設は、全国的に増加してきており、県内にもあります。
以下のリンク先では、入浴着が利用可能な県内や全国の入浴施設を紹介しています。
リンク
ピンクリボン温泉ネットワーク(認定NPO法人J.POSH公式ホームページ)
オストメイトとは
オストメイトとは、病気などによりストーマ(人工肛門・人工膀胱)を増設した方々のことで、ストーマ用装具を装着することで手術前と同じように社会生活を送ることができます。一方で、外見からはわかりづらい内部障害であるため、社会的な理解が十分に進んでいません。
ストーマ用装具を装着していれば入浴施設を利用できます
ストーマはお湯に耐性がある素材で作られているため、ストーマ用装具を装着していれば、においや排泄物が漏れたり、お湯を汚したりすることはありません。
リンク(厚生労働省作成PDFファイル)
入浴着・オストメイト啓発ポスター
秋田県では、入浴着やストーマを着用した方の入浴施設の利用に関する啓発ポスターを作成しました。以下のリンクから、ポスターをダウンロードできます。