令和5年7月18日 知事メッセージ(令和5年7月14日からの大雨)
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県民の皆さんへ
始めに、このたびの大雨で、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族の方にお悔やみを申し上げます。また、被災された全ての皆さまに、お見舞い申し上げます。
県内は、これまでの大雨により、土砂災害の危険度が高い状況が続いているほか、明日にかけて前線や暖かく湿った空気の影響により、大雨となる所がある見込みです。
県民の皆さんにおかれては、気象情報や市町村からの避難情報を注視しながら、天候の悪化が予想される場合には、丈夫な建物内の垂直避難や、安全な場所にある友人・知人・親類宅への自主避難など、明るい時間に早め早めの避難行動をとるようお願いします。
被災された皆さまが、今後、生活再建を進められるに際しては、家屋の清掃や消毒、災害廃棄物の処理など、多大な労苦を伴いますが、保険の適用や行政の支援を受けるに当たり、まずは、被害状況の写真が必要になりますので、記録されるようお願いします。
災害復旧対応の窓口は、各市町村がそれぞれ担っておりますが、県においても、災害対策本部を設置し、広域的・総合的な対策を進めているところであり、一日も早く皆さまが日常を取り戻すことができるよう、市町村や関係機関との連携を一層密にしながら、全力を挙げて災害復旧に当たるとともに、生活や事業の再建を支援してまいります。
その支援策の一つとして、県では、亡くなった方の世帯や、床上浸水以上の住家被害にあった世帯を対象に、本県独自の見舞金給付制度がありますので、市町村と連携し、災害弔慰金と合わせ早期給付に努めてまいります。また、被災した住宅の復旧工事の費用の一部を補助する住宅リフォーム推進事業の受付を開始していますので、ご利用ください。
最後に、県民の皆さまには、改めて災害時の避難行動に関する家庭内の申し合わせや備蓄品の用意など、いざというときの備えをお願いします。
本県として、大きな試練の時でありますが、早期の復旧・復興に向け、県民一丸となって立ち向かっていきましょう。
令和5年7月18日
秋田県災害対策本部長
秋田県知事 佐竹 敬久