三種町がバス路線の再編に伴い、住民団体等と連携して運行している「ふれあいバス」「巡回バス」の取組が、令和4年地域公共交通優良団体国土交通大臣表彰を受賞しました。

 「地域公共交通優良団体国土交通大臣表彰」は、地域公共交通の維持・確保に積極的に取り組み、顕著な功績のあった団体を表彰する制度で、全国で6つの取組が表彰されました。東北では唯一、制度が創設された平成21年度以降、秋田県では初めての受賞となりました。

 地域公共交通の利用減少は全県的な課題ですが、三種町の取組は、住民が地区ごとに組織を立ち上げて、運行そのものに主体的に関わることで解決を図ろうとするもので、この取組により町内の公共交通空白地の解消が図られ、また利用者が年々増加していることから、他の市町村のモデルにもなる取組といえます。

  県では、三種町の取組を県内の優良事例として周知を図り、多くの市町村で地域の実情に合った効率的な交通サービスが広がるよう、取り組んでまいります。

 

 田川町長、加藤町議会議長、各住民団体の代表者等の方々が佐竹知事に

受賞報告を行いました。(令和4年8月5日)