令和4年1月、両新幹線の整備促進に向けた機運醸成のため、「ウインターセミナー」と「みらいミーティング」を開催しました。
 1月17日、県庁第2庁舎で開催した「ウインターセミナー」では、6県合同プロジェクトチームによるB/C等の調査結果を報告した後、日本政策投資銀行北陸支店(金沢市)の鈴木英介様にご講演いただき、北陸新幹線の開業効果などについてご説明いただきました。
 また、本県と同様に、次の整備計画路線への格上げを目指している「四国新幹線整備促進期成会」の石原俊輔様には、「四国新幹線整備促進期成会の活動とこれからの課題」をテーマにリモートで講演いただきました。

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●6県合同プロジェクトチーム調査結果説明資料
 「羽越・奥羽新幹線の実現で変わる地域の未来」 [7418KB]
●株式会社日本政策投資銀行 北陸支店 鈴木 英介 氏 説明資料
 「北陸新幹線がもたらした経済・社会効果について~福井・敦賀延伸を控えた北陸の現状~」 [2503KB]
●四国新幹線整備促進期成会 代表事務局 石原 俊輔 氏 説明資料
 「四国新幹線整備促進期成会の活動とこれからの課題」 [8301KB]

 1月24日に秋田大学と共催した「みらいミーティング」では、「地域振興論基礎」を履修している学生が「『奥羽新幹線』・『羽越新幹線』のキャッチコピーを考えよう」をテーマとして、リモートによるグループワークを行いました。
 当日は、両新幹線が果たす役割やメリット等について、学生の間で活発な議論が行われ、特徴を捉えた個性的なキャッチコピーが発表されました。
 グループワーク終了後、参加した学生から新幹線の整備を期待する声が多く上がるなど、新幹線の意義や必要性について理解が深められました。

<各グループより考案・発表されたキャッチコピーの例>
・「強めよう東北のつながり【奥羽新幹線】」
 (「つながろう東北」のように東北のつながりを強調することが有効なのではないかと考えた)
・「つなぐのは道じゃない。人だ。【羽越新幹線】」
(道としてつなぐだけでなく、人をつないで未来へもつながってほしいという意味を込めた)
・「はん羽(ぱね)え!羽越新幹線【羽越新幹線】」
(「羽」といった特徴を生かしながらも心に刺さるフレーズとした)

※グループで発表されたもののほかにも、各学生から特徴的で面白いキャッチコピーがたくさん考案されました。