下水道、集落排水、浄化槽及びし尿処理の生活排水処理事業においては、人口減少や少子高齢化の急速な進行、ひっ迫する財政状況、さらには地球温暖化対策などの克服しなければならない課題を多く抱えています。

 各事業者は、効率的な設備投資、処理の効率化や人員減による維持管理費の削減、また、下水汚泥の有効利用などに取り組んでいますが、各事業者単独では限界があり、将来的に課題を克服するのは困難になってきています。

 このような状況の中、”県民の快適で安心できる暮らし”と”きれいな水環境”を次の世代に引き継ぐために、県と市町村との協働や各事業間での連携などにより、これまで以上に事業の合理化・効率化を図り、生活排水処理事業の経営基盤を強化する取組を定めた「あきた循環のみず推進計画」を平成24年度に策定しました。

 この度、生活排水処理施設整備のマスタープランである「秋田県生活排水処理整備構想」との統合を行い、新たに「秋田県生活排水処理構想(あきた循環のみず推進計画2016)」としてとりまとめ、広域共同化の取組を一層推進することとしています。

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