東北自然歩道の紹介(コース15~19、25、26)

2018年09月28日 | コンテンツ番号 34973

〇このコース名は「後三年の役」に由来しており、コース上にある‘平安の風わたる公園’は「雁行の乱れ」の地として伝えられています。
 「雁行の乱れ」とは、後三年の役の際に、源義家が金沢の柵に向かう途中、飛んでいた雁が突然列を乱したことから、敵の伏兵がいることを察し、難を逃れたというエピソードです。

 平安の風わたる公園には、合戦の様子を描写した壁画レリーフや、登場する人物のブロンズ像などがありますが、登場人物は、源義家、清原清衡、清原家衡、清原武衡。
 「清」や「衡」や「家」が乱れ飛んでおり、歴史に疎い私は、もはや区別が付きません。清原清衡は、のちに「清」が「藤」に変わり、藤原清衡となるころには、訳が分かりません。

 何も考えず、公園で遊ぶのが一番です。

 [92KB]
(西沼にかかる太鼓橋)

 

〇コースの使い方  ウォーキング

〇コメント
 コース45で紹介している能代市の「風の松原」は、海からの飛砂による被害を防止するために植樹された防砂林ですが、コース17の美郷町の「松・杉並木」は、明治30年代に町の先覚者が提唱した‘田園都市構想’に基づき、街づくりのために植樹された並木道です。

 松・杉並木は、小学校などの公共施設を囲むように、1.2km程も続いており、その数は、スギが約230本、アカマツが約130本立ち並んでいます。
 県の「千屋並木緑地環境保全地域」に指定されており、また、「新・日本街路樹百景」にも選ばれています。

 一直線の並木道を散策しながら、町のシンボルとして、町ぐるみで大切に守られてきた歴史を感じることができます。

 [236KB] 

 

 

  

 [121KB]
 [167KB]

〇 「オブ山の大杉」が見えた時、‘でかい’との驚きを通り越して‘こわい’とさえ思えた。
  オブ山の大杉は川口渓谷内にある県内一の太さをもつ巨木であるが、この存在を知る人がどれほどいるだろうか。
〇 林野庁では「森の巨人たち100選」を公表しているが、秋田県内からは、「オブ山の大杉」やにかほ市の「あがりこ大王」など9つが選定されている。
〇 オブ山の大杉は、幹周り12.40m、樹高34m、樹齢は1,000年以上と言われ、この幹周りは、森の巨人たちの中で全国4番目の太さである。
 ちなみに、最も太い巨人は、世界遺産で有名な屋久島の縄文杉(幹周り16.39m)である。
〇 急斜面にしっかりと根を張り、1,000年もの長い間生きてきたオブ山の大杉は、とても神々しく、自然の偉大さをしみじみ感じさせるものであった。
〇 なお、オブ山の大杉を見に行くには、沢を渡る渡渉技術と僅かな踏み跡を見付けるルートファインディングが必要です。
  初心者だけでは大変危険ですので、ガイドなど経験者と同行するようにしてください。

 

〇 見逃しました・・・
  コース19とコース25にある神社には、秘宝が祭られており紹介をしたかったのですが、見逃してしまいました。
秘宝は普段は公開をしておらず、例大祭のときに限り、ご開帳されるのです。

  コース19の【小沼(こぬま)神社】には、県の指定文化財である2体の木造観音像「十一面観音」と「聖観音」があります。
  十一面観音はカツラ、聖観音はケヤキで作られており、木像の高さは約180cmもあります。(実際に見ていませんが・・・)

  コース25の【水(すい)神社】には、秋田県内で唯一、国宝に指定されている「線刻千手観音等鏡像」があります。
  1,100年ほど前に作られたと推定される貴重な青銅の鏡で、千手観音が彫られています。(実際に見ていませんが・・・)

〇 コース19とコース25の秘宝については、実際に見ていないので写真を掲載することはできませんが、秘宝を祭っている神社は下の写真のとおりです。
  さすがの雰囲気があり、秘宝の気配がしていました。

 [307KB]
(小沼神社の社殿は、緑の沼と山に囲まれています。)

 [135KB]
(巨大な杉並木の向こうに、水神社の社殿が現れます。)

 

ダウンロード