〇近年、全国各地ではロングトレイルの整備が進んでおり、平成30年度は三陸地域において‘みちのく潮風トレイル’の全線開通が予定されているなど、にわかにロングトレイルブームが起きています。

ロングトレイルとは、歩くことを目的に整備された数十㎞程度の道であり、自然だけでなく、土地の文化や歴史に触れることのできる道のことですが、皆さんは秋田県にもロングトレイルが存在することをご存じでしょうか?

〇秋田県には、山形県境のにかほ市三崎公園を起点として、青森県境の八峰町岩館を終点とする49ルート、総延長514.1㎞の「東北自然歩道(新奥の細道)」があります。

東北自然歩道(新奥の細道)は、県で平成2年度から平成8年度にかけて整備した道ですが、残念ながら、世間の認知度は低くなっており、歩道の経年劣化も進んでいます。

〇このため、県では、歩道の再点検をするとともに、各コースの必要体力度や見所スポットなどを、このページ上で随時、紹介をしていくことにしました。

〇最近は、健康保持のためのランニングやジョギングが流行しており、テレビでは‘旅ラン’という番組も放送されているようです。
東北自然歩道(新奥の細道)を走り、自由に立ち止まり、気ままに寄り道をして、‘’あるいは‘’の魅力に触れるのも、おもしろいのではないでしょうか。