東北自然歩道の紹介(コース7~14)

2018年09月10日 | コンテンツ番号 33608

〇秋は、市民運動会の季節ですが、市民ボート大会という行事も開催されていることは、ご存知でしょうか?

 市民ボート大会「子吉川レガッタ」は由利本荘市の名物イベントであり、職場や地元の若者など100クルー近い参加がある全国有数の規模を誇る大会です。

 市民運動会と市民ボート大会は類似点も多いですが、一番の違いは、市民ボート大会はガチンコ勝負だということです。
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〇見所スポット
【石沢峡】
 深山幽谷(しんざんゆうこく)という言葉がありますが、「石沢峡」は約500mの遊歩道で、深山幽谷の雰囲気を味わうことができます。

 駐車場から出発すると、まずは渓谷の両側に切り立った「屏風岩」を見ることができます。屏風岩は3,000万年前(!)の溶岩が冷え固まる時にできた柱状の割れ目です。
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 屏風岩を過ぎると、目の前には高さが約15mの「石沢大滝」が現れます。石沢大滝は勢いのある滝で、水しぶきが気持ちの良い癒しスポットです。
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(マイナスイオンが半端ないって!)

 石沢峡は鳥海山・飛島ジオパークエリアにあり、秋田県緑地環境保全地域に指定されています。
 遊歩道は岩の上を歩きますので、足元にご注意ください。

〇見所スポット
【法内の八本杉】
 法内(ほうない)の八本杉は、林野庁の「森の巨人たち100選」に選定されており、推定樹齢は700年。樹高40m、幹周11.5mは、秋田県内最大級の天然スギです。

 地上約3mから6本の支幹に分岐しているほか、枯損した1本を確認することができます。
 6本+1本=7本。八本杉のもう1本はいずこに?
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(当課の小太りの職員が並んでみても、八本杉の巨大さが分かります。)

【岩舘のイチョウ】
 岩舘のイチョウは、県の天然記念物に指定されており、推定樹齢は300年。樹高30m、幹周9.2mの巨木です。

 岩舘のイチョウは沢山の伝説が残されており、イチョウなどの巨木に見られる、枝から垂れ下がったコブを乳房に見立て、婦人が願をかければ乳の出が良くなるとの言い伝えもあります。
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(イチョウの乳房に触れる、破廉恥な当課職員。)

〇コースの使い方  登山
〇おすすめ区間   鳥居ノ沢登山口~風ぴらコース~八塩山山頂~  
           鳥居長根コース~鳥居ノ沢登山口
※ 東北自然歩道で設定されたルートは「深山林道コース~八塩山山頂
  ~鳥居長根コース」となっています。
  しかし、このルートを登山する場合、タクシーを使うか、自動車等
  を2台準備する必要がありますので、上記のルートをおすすめ区間
  とします。
〇距離       3.5㎞
〇所要時間     2時間10分
〇コース設備    駐車場(鳥居ノ沢登山口)
          休憩所(八塩山休憩所)
〇コメント
 八塩山は、標高713mで出羽丘陵の最高峰であるが、ハイキングコースとしてファミリー登山にも適している。貴重な動植物の分布も多い。
〇見所スポット
【八塩山】
 山頂付近に広がるブナの原生林は見ごたえがあり、霊峰・鳥海山を間近に望むことができる。
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 (八塩山から望む鳥海山の雄姿)

【八塩いこいの森】
 八塩ダム湖の周辺を整備して作られた公園。「黄桜」の名所で、5月中旬の黄桜まつりは、大勢の人々で賑わう。
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 (ダム湖に映る‘逆さ八塩’)

 

〇コースの使い方  登山
〇コメント
 東北自然歩道MAPを眺めていたところ、「金峰山(きんぽうざん)」という同名の山があることに気付きました。
 この2山の山頂には、金峰神社が建立されているため、山名は信仰に由来しているものと思われます。

 【コース11】の金峰山は、標高373m。横手市雄物川町にある山で、山頂は登山口から10分程度の距離です。
 山頂近くに建つ神社には、2本の杉の巨木である「爺杉」と「婆杉」があります。
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(爺杉と婆杉の間には距離がある・・・)

 【コース13】の金峰山は、標高450m。横手市平鹿町にある山で、登山口から山頂までは30分ほどです。
 地元では「三角山」とも呼ばれる三角錐の山容が特徴です。
 一帯には、ブナの原生林とユキツバキの群落地があり、県の自然環境保全地域に指定されています。
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(ユキツバキの開花期は、5月頃です。)

 山名は同じですが、植生は異なる2つの金峰山です。 

 

〇「野球」と「東北自然歩道」、なんら関係がないように思えますが、秋田県は野球熱が高い土地柄であり、案外、野球に関係する歩道もあります。
 例えば、コース27が所在する大仙市神岡は少年野球発祥の地であり、現在、神岡野球場は500歳野球の甲子園とも言われています。
 また、野球を題材とした俳句を多く詠んだ正岡子規の弟子である石井露月は、コース32に生家が残されています。

 そして、コース12には「スタルヒンの墓」があります。
 ヴィクトル・スタルヒンというプロ野球選手をご存知でしょうか?
 ここでは詳細な説明は割愛しますが、スタルヒンは昭和初期に303勝をしたピッチャーであり、あの沢村栄治に並ぶ伝説的な選手です。

 このスタルヒンの妻が横手市雄物川出身という縁で、コース12にはスタルヒンのお墓があるのです。
 お墓は、野球のボール形をしています。
 このたび、スタルヒンのお墓参りをして、墓前に金足農業高校の甲子園準優勝を報告いたしました。
(ロシア帝国生まれ、北海道育ちのスタルヒンにとっては、金農ってどこ?と思っているかもしれませんが・・・)
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