東北自然歩道の紹介(コース20~24)

2018年10月01日 | コンテンツ番号 34139

 抱返り渓谷は、秋田県の東北自然歩道のなかでも、1、2位を争う利用者数の多いコースとなっています。
 というよりは、抱返り渓谷が東北自然歩道であるということを分からず、訪れている方がほとんどではないでしょうか。

 抱返り渓谷は、県内有数の観光地です。
 私の拙い文章で見所を紹介するより、ガイドブック等をご覧になっていただいた方がよいと思われます。
 是非とも訪れていただきたいコースであり、特に紅葉シーズンがおすすめです。
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 抱返り渓谷は、崩落などのため回顧ノ滝(みかえりのたき)が事実上の終点になってしまい、渓谷奥地を歩く一般利用者は皆無となってしまいましたが、コース21にある堀内沢へ入渓する人たちがいます。
 沢屋さん(※沢登り愛好者のこと。)です。

 堀内沢は、和賀岳や羽後朝日岳から流れ出す沢水が集まったところで、本流部分で約6kmの流れがあります。
 この堀内沢は水量が多く、渡渉は腰以上のところもあり、かなり難儀な沢登りが強いられますが、東北を代表する名渓として全国の沢屋さんの間に知れ渡っています。

 沢屋もどきの私も、いつか堀内沢をやりたいと憧れ続けていましたが、私の実力では簡単なものではなく‘いつか’は来ないと諦めかけていました。

 そんな‘いつか’が突然、やって来ました。
 秋田魁新報発行「あきたの滝」の著者で有名な佐藤俊正さんが代表を務めるアキタ・ネーチャーズクラブの滝撮影に同行させていただくことになったのです。
 目指す滝は、堀内沢の奥にある秘境の滝で「シャチヒネリ」や「シャチ」と呼ばれています。その落差は約100m。滝上部は右方向に、下部にくると左へ向きを変えて落ちる「シャチのヒネリ滝」です。

 撮影の足手まといとならないように、必死にがんばること5時間。
 高巻きの末、ついに秘境の滝が見えた時は、思わず声を上げました「でかい!!」
 滝までの道のりはとてつもなく長く過酷なもので、結果的にはタイムオーバーのため滝下までは行くことができず、遠望するにとどまりましたが、私は堀内沢遡行の夢が叶い、満ち満ちた思いでした。
 これもサポートをしていただいたアキタ・ネーチャーズクラブの皆さんのおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。
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(沢沿いからのブナの森が美しい堀内沢)
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(シャチのヒネリ滝。見惚れるような滝です。)

 

〇コースの使い方  ウォーキング
〇おすすめ区間   休暇村乳頭温泉郷~空吹湿原~黒湯温泉~休暇村
          乳頭温泉郷
〇距離       3㎞
〇所要時間     1時間
〇コース設備    駐車場(休暇村乳頭温泉郷)
〇コメント
 秋田駒ヶ岳や乳頭山で登山がしたいけれど体力が心配、という方は、まずは、乳頭温泉郷周辺のウォーキングにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
 おすすめ区間は、「自然の小径」と呼ばれる自然観察コースで、ブナの森と湿原のお花畑をめぐる周遊コースです。
 森林浴と温泉浴を組み合わせれば、心も体も元気に!

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〇見所スポット
【空吹湿原】
 春の雪解けから、ミズバショウの群落や黄色いリュウキンカなど可憐な花を咲かせる湿原。
 下の写真は7月初旬に撮影したもので、ミズバショウの大きな葉っぱだけが残る。花の見頃は5月から6月にかけてであり、来年再訪したい・・・
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〇コースの使い方  ジョギング
〇おすすめ区間   田沢湖レストハウス前~御座の石~辰子像~クニ
          マス未来館~モヤ森自転車道~田沢湖レストハウ
          ス前
〇距離       20㎞
〇所要時間     3時間30分
〇コース設備    公衆トイレ(春山第2公衆トイレ・御座の石公衆
                トイレ・潟尻公衆トイレ・クニマス
                未来館・県民の森)
          駐車場(春山第2駐車場)
          休憩所(春山・御座の石・クニマス未来館)
〇コメント
 日本一深い田沢湖を反時計回りに湖畔を一周するコース。毎年9月に開催される「田沢湖マラソン」の20㎞コースにもなっている。
 辰子伝説に彩られた名勝地をのんびり巡るのもよく、中間点の潟尻から遊覧船に乗って、田沢湖レストハウスへ戻ることも可能。
〇見所スポット
【辰子伝説】
 永遠に変わらぬ美しさを求めた辰子が、神のお告げにより泉の水を飲んだところ、龍神と化し、湖の主となったといわれる。
 田沢湖の湖畔には、辰子伝説にまつわる像が4体あり、潟尻地区の湖面に立つ有名な「辰子像」のほかに、東岸の「辰子観音」、北岸の「姫観音像」、御座の石神社にある「辰子姫像」がある。
 また、御座の石神社の裏を300m程登ると、辰子が化粧のために使ったという「鏡石」もある。
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