近年、全国的にアニサキスによる食中毒が多発しています。秋田県内においても、家庭等を原因施設としたアニサキスによる食中毒が発生しておりますので、注意をお願いします。 

アニサキスの特徴

  • 約2~3cmで白色の少し太い糸状の寄生虫。
  • サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカ等の魚介類に寄生する。

アニサキスによる食中毒の症状

喫食後数時間~十数時間後に激しいみぞおちの痛み、吐き気、嘔吐等の症状を生じることが多い。

アニサキス食中毒を防ぐには

アニサキス食中毒を防止するために以下の点に注意してください。

  • 加熱する(70℃以上、又は60℃で1分)
  • 冷凍する(-20℃で24時間以上)
  • 新鮮な魚介類を選び、速やかに内臓を取り除く。
  • 魚の内臓を生で提供しない。
  • 明るいところで魚をよく見て、アニサキスを除去する。(一般的な料理で使う食酢、醤油、わさびを付けてもアニサキスは死滅しません)

 

全国のアニサキスによる食中毒発生状況一覧(H30~R4)

年度 H30 H31(R1) R2 R3 R4
件数 468 328 386 344 566
患者数 478 396 396 354 578

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