令和5年度秋田県公営企業の決算について

電気事業会計

 年間売電電力量は、4億3,949万4,285キロワットアワーで、前年度に比べ、1,213万6,966キロワットアワー、2.8パーセント増加しました。
 
 主な建設投資として、成瀬発電所に係る送電線建設工事負担金5億9,014万5千円を支出しました。 
 
 経常収益82億3,478万2千円から経常費用33億3,605万1千円を差し引いた経常利益は48億9,873万1千円となり、これに特別利益364万円を加えた当年度純利益は49億237万1千円となりました。
 
 当年度未処分利益剰余金59億9,715万9千円については、組入資本金へ10億9,478万8千円を組み入れるほか、中小水力発電開発改良積立金へ44億237万1千円を積み立て、5億円を繰越利益剰余金として繰り越します。
 

工業用水道事業会計

 年間給水量は、5,537万504立方メートルで、前年度に比べ、251万9,138立方メートル、4.4パーセント減少しました。
 
 主な建設投資として、第二送水管空気弁設置及び場内整備工事1,050万5千円を支出しました。
 
 経常収益9億5,790万4千円から経常費用8億2,693万7千円を差し引いた経常利益は1億3,096万7千円となり、ここから特別損失2億3,639万2千円を差し引いた当年度純損失は1億542万5千円となりました。
 
 前年度繰越利益剰余金6億1,805万3千円から当年度純損失1億542万5千円を除いた当年度未処分利益剰余金5億1,262万8千円については、全額を繰越利益剰余金として繰り越します。 

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