令和4年人口動態統計(確定数)によると、秋田県の心疾患死亡率は13位、脳血管疾患死亡率は全国1位の状況となっています。

このような生命や健康に大きな影響を及ぼす心疾患や脳血管疾患などについて、病気の正しい知識や予防法などを学習するため、地域住民の健康にかかわる活動や仕事を行っている方を対象にタウンミーティングを開催しました。

循環器病と生活習慣との関係って?医療現場のスタッフと考えてみましょう!

開催内容

循環器病と生活習慣との関係についてそれぞれの専門性を持った医療スタッフと一緒に考えることをテーマに、令和6年2月28日(水)に雄勝中央病院で循環器病予防タウンミーティング「循環器病と生活習慣との関係って?医療現場のスタッフと考えてみましょう!」を開催しました。

前半は、雄勝中央病院医師 阿部起実先生による生活習慣病に起因する循環器疾患に関する講演、同病院保健師の柴田繭子先生による病院で行った生活習慣病予防健診からみえる高血圧の課題についての講演、同病院管理栄養士の佐藤みさと先生による減塩のポイントをテーマにした講演を行いました。

また、後半にはグループに分かれ、病院の管理栄養士、保健師と一緒に、普段から実践している予防法や普及啓発についてグループごとに意見交換を行いました。

今回のタウンミーティングには雄勝地域の食生活改善推進員を中心とした26名の方にご参加いただき、参加者からは「とても参考になりました」、「生活習慣病予防は年齢に関わらず大切だということが理解できた」などの感想をいただきました。

実施主体

JA秋田厚生連 雄勝中央病院

雄勝中央病院阿部先生による講演の様子