災害に見舞われ、避難所生活や車中泊が余儀なくされる状況では、いわゆる「エコノミークラス症候群」を誘発するおそれがあります。同じ姿勢を取り続けないよう、予防に心がけましょう。

1 エコノミークラス症候群とは

 食事や水分を十分に取らない状況で、長時間足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果できた血のかたまり(血栓)が血流とともに肺に届くと、肺塞栓などを誘発するおそれがあります。

2 予防のために心掛けるとよいこと

 1)ときどき、軽い体操やストレッチ運動を
 2)こまめに水分をとる
 3)アルコールを控え、喫煙者はできれば禁煙を
 4)服装はゆったりとしたもの、ベルトを締めすぎない
 5)かかとの上げ下ろし運動や、ふくらはぎを軽くもむ
 6)寝るときは、座布団等で足をあげる

  予防リーフレット(足の運動・図解説付き) [325KB]