秋田県特別表彰は、8月29日の県の記念日にちなみ、自発的な活動により、県民に明るい希望と活力を与えるなど、県勢の推進に多大な功績があった団体・個人を表彰するものです。

令和5年度は、次の団体に決定しました。

受彰者

 ・首都圏秋田県人会連合会(東京都)

事績

  • 県内市町村のふるさと会及び首都圏において結成された秋田県人会等で構成され、研修会や芸能大会など諸事業の実施を通じて郷土秋田県の発展に寄与している。
  • 会が開催する「芸能大会」は、会員が秋田民謡や舞踊など、本県に関係の深い芸能を披露するものであり、首都圏における本県文化のPRや後世への継承を目的とした最大の行事である。県の民謡等を首都圏において大規模に披露する大会を実施している団体は他になく、独創性は高い。
  • 半世紀以上にわたり開催されてきた同大会は、首都圏在住の秋田県人が民謡等の芸能を首都圏の幅広い世代に紹介することで、認知度向上はもとより、新たな魅力の再認識や文化の継承においても有効な手段となっている。
  • 同大会は、首都圏での交流人口の拡大に資することはもとより、人口減少が進み、秋田民謡等の様々な文化の継承が課題とされる本県において、これらを後世に伝える機会創出の場となり得る。
beyond2020プログラムの認証
beyond2020プログラムの認証を受けた第57回芸能大会
「長者の山」の大合唱で開幕
「長者の山」の大合唱で開幕
表彰式風景
優勝者には秋田県知事賞を授与

授与式

令和5年8月29日(火)に、秋田県庁第一応接室において、「令和5年度秋田県特別表彰授与式」を行いました。
知事から表彰状を差し上げた後、受彰者から活動について御紹介いただきました。

受彰者

首都圏秋田県人会連合会の菊地昭夫会長からは、「半世紀以上にわたり、ふるさと秋田の大地から生まれた秋田民謡を愛唱し、普及と継承に努めてきた。今年は第60回記念の芸能大会を成功させたい。今回の表彰を第二のスタートラインとし、大還暦に向かって、秋田民謡を愛唱しながら秋田県人の親睦を深めていきたい」とのお話がありました。

誠におめでとうございました!

受彰者と知事