秋田県内では、早くから風力発電が盛んに行われておりますが、今後、建替えとなる発電設備が加速度的に増加することが見込まれていることから、令和2年度より風力発電設備のリサイクル事業を促進するための調査等を行っております。
 令和4年度は、これまで埋立処理されていた風車ブレードのリサイクル処理を促進するため、発電事業所65事業所に設備に関するアンケート調査を行ったほか、発電事業者や再資源化事業者、研究機関等のヒアリング調査を実施しました。
 また、令和5年3月20日に、セミナー(事業報告会)をオンライン開催したところ、事業者など100名以上の皆様に参加いただきました。

【 令和4年度 風力発電設備リサイクル調査事業報告会の概要 】
1 日 時: 令和5年3月20日(月)13時00分~15時00分
2 内 容:(1)風力発電の仕組みと構造       (国立大学法人東京大学 飯田誠 特任准教授)
      (2)FRPのリサイクルについて(一般財団法人強化プラスチック協会 東海林芳郎 部長)
      (3)秋田県の風力発電設備リサイクル調査事業について
                        (株式会社エックス都市研究所・秋田県)

 県では、引き続き令和5年度も、県内でのブレードリサイクルの事業化を促進するため、調査の実施、事業者向けセミナーの開催等を行ってまいります。
( ※ なお、セミナー開催については、詳細が決まり次第、ホームページでお知らせいたします。)