秋田県特別表彰は、8月29日の県の記念日にちなみ、自発的な活動により、県民に明るい希望と活力を与えるなど、県勢の推進に多大な功績があった団体・個人を表彰するものです。

 令和2年度は、次の2団体に決定しました。

被表彰者

  • 狙半内共助運営体(横手市)
  • 秋田子ども和楽器合奏団(潟上市

事績

(1)狙半内共助運営体(会長 奥山 良治)

  • 平成24年度から活動を開始し、除雪、雪下ろし、有償旅客運送などの共助活動に取り組み、地域の見守りや活性化に貢献している。
  • 平成29年度から実施しているミニバンによる有償旅客運送は、県内では初めての取組であった。
  • 今年からは30代のドライバーが新たに参加し運行を担うなど、今後も活動が継続されていくことが見込まれる。
  • 地域住民同士が協力して交通手段を確保していく取組として、他地域のモデルとなり得る事例である。

 

 

(2)秋田子ども和楽器合奏団(主宰 鈴木 鈴秋、鈴木 静月)

  • 平成17年に設立され、小学生から中学生を対象に、尺八、箏(琴)、横笛、太鼓等を指導している。
  • 少年少女を中心とした和楽器アンサンブルを構成する団体は、全国的にほとんど例がなく、我が国の伝統文化の継承や教育の充実に貢献している。
  • 和楽器教室、演奏会、研修会等を開催する他、福祉施設慰問により、地域住民との交流や和楽器の魅力の向上にも尽力している。
  • 国民文化祭(秋田・山口開催時)出演やハワイ演奏公演、ドイツ演奏交流等、大きな演奏活動の実績もある。

 

 

授与式

 令和2年8月28日(金)に、秋田県庁3階の第一応接室において、「令和2年度秋田県特別表彰授与式」を行いました。
 表彰状授与の後、知事と受彰団体の皆様との懇談の時間が設けられ、各団体の活動について意見を交わしました。

 狙半内共助運営体奥山会長

 狙半内共助運営体 会長 奥山 良治 様
ニーズに合った活動で住民の生活を支える同団体は、今や地域にとって欠かせない存在となっています。

 

秋田子ども和楽器合奏団佐藤団員
秋田子ども和楽器合奏団 団員 佐藤 颯奏 様
合奏団には10年間参加しているとのことで、演奏する楽しさや喜びについて語っていただきました。

 

 受彰された団体の皆様、誠におめでとうございました!

森吉山麓村興し会 [118KB] 鮎の風実行委員会 [120KB]