高炉セメントを用いたレディーミクストコンクリートについて
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高炉セメントを用いたレディーミクストコンクリートについて(令和2年4月以降適用)
高炉セメントについては、これまで、寒冷期(11月~3月)を除いてはその使用を標準とすることとしてきましたが、今後は、国や他県の使用状況等を踏まえ、通年、高炉セメントを標準使用として取り扱うこととします。
1.標準使用基準
- 別表の「レディーミクストコンクリート標準使用基準(土木工事及び港湾・空港工事)(以下、使用基準という。)」による。
2.留意事項
- レディーミクストコンクリートに使用するセメントについては、設計図書等に明記するものとする。
- 寒冷期(11月1日から3月31日)においては、高炉セメント(B種)の使用を標準とし、詳細は別表の使用基準によるものとする。
- 粗骨材最大寸法は、JIS A 5308による最大寸法の規定である(最大寸法25mmの場合、25mm、20mmのいずれも使用可能)。
- 高炉セメントで発注した工事であっても、下記に該当する場合については、協議により設計変更することができるものとする。 ①当該現場地域で高炉セメントコンクリートの供給能力がない場合
②著しく気象条件が悪く、コンクリートの品質低下の恐れがある場合
③災害復旧等、緊急を要する工事の場合 ④その他、監督職員が高炉セメントの使用が困難と認めた場合
※詳細は、別添参考資料を参照
3. 土木工事共通仕様書への記載
- 土木工事共通仕様書(令和2年10月1日以降適用)の参考資料に、別表の使用基準を掲載する。
4.適用年月日
- 令和2年4月1日以降に入札公告、閲覧する工事から適用する。
なお、適用日より前の工事において、受注者と協議のうえ対応可能な案件については、対象とすることができる。