土木工事標準積算基準等改定概要(令和5年10月以降適用)

 令和5年10月1日以降に公告・閲覧する工事又は委託業務に適用する積算基準の改定を行います。(秋田県では、国土交通省が4月版として発行している基準書内容について精査し、10月以降の適用として運用しており、今年度も例年同様に改定するものです。)

※「土木工事標準積算基準書等」については、ホームページでの公表はしておりません。

  県庁広報広聴課(県政情報資料室)及び各地域振興局総務企画部(総務経理課(工事契約窓口))において閲覧することができます。(午前9時から午後5時まで)

※※令和6年2月28日、「土木工事標準積算基準書(道路編)令和5年10月以降適用」の一部改定を行いました。

土木工事標準積算基準書等(令和5年10月以降適用)の差し替え履歴表

 

以下に、主な改定内容(令和5年10月以降適用)を示します。

1.土木工事標準歩掛の改定【10工種】

 1.新規制定工種【3工種】

①浚渫工(バックホウ浚渫船)(ICT)、②砂防土砂仮締切・砂防大型土のう仮締切、③橋梁検査路架設工

 2.日当り施工量、労務、資機材等の改定を行った工種【7工種】

①原動機燃料消費量、②深礎工、③足場工、④浚渫工(バックホウ浚渫船)、⑤ポストテンション桁製作工、⑥プレキャストセグメント主桁組立工、⑦PC橋片持架設工

2.施工パッケージ型積算方式歩掛の改定【5工種】

 1.新規制定工種【3工種】

①現場発生品及び支給品費、②モルタル練工、③排水構造物工(ヒューム管) 

 2.日当り施工量、労務、資機材等の改定を行った工種【2工種】

①コンクリートブロック積(張)工、②目地・止水板設置工

3.鋼橋積算基準の改定

  • 鋼橋製作工の歩掛、副資材費について、製作現場の実態を踏まえ改定するとともに、桁輸送費について燃料費などの輸送費用の実態を踏まえ改定する。

4.ICT施工における積算基準の当面の運用

  • ICT施工の取組が拡大しているほか、3次元データを活用した設計・施工の内製化も進んでいることから、3次元出来形管理、3次元データ納品等の経費について、より実態に即した積算となるよう、当面、補正係数により算出される金額と見積額を比較し、適切に費用を計上する運用とする。

問い合わせが多い事項

(1)施工パッケージ型積算の基準単価について[R3.2.5追加]

 概要に記載しているとおり、秋田県では、国土交通省が4月版として発行している基準書内容について精査し、10月以降の適用として運用しております。施工パッケージ型積算についても同様であり、その基準単価についても同様です。

(参考:国土交通省 国土技術政策総合研究所の施工パッケージ型積算方式に関するHPリンク)

  http://www.nilim.go.jp/lab/pbg/theme/theme2/theme_sekop.htm