1.毒キノコによる食中毒防止について

 秋の行楽シーズンを迎え、野生キノコの本格的な発生時期となっております。きのこの中には毒キノコもあり、食べられるキノコとの判別が難しいものがあります。
    令和8年度も秋田県内でキノコによる食中毒が発生しました。毒キノコの中には人を死に至らしめるほどの強い毒をもっているものもありますので、容易に野生のキノコを食べたり、人にあげたりするのは絶対にやめましょう。
 
 (1)キノコ中毒防止のポイント
    ○知らないキノコは食べない。
     ・キノコは気温や天候などによって育ち方・見た目が異なることがあります。
     ・キノコ図鑑等で無理に当てはめないでください。
     ・もらったキノコでも食用か分からない場合は食べないでください。
    ○誤った迷信や言い伝えを信じない
     ・縦に裂けるきのこは食べられる?
     ・毒キノコは色彩が濃い?
     ・虫食い痕のあるきのこは食べられる?等々


 (2)もし食べて体に異常を感じたときは
    ○速やかに医療機関で診察を受けましょう。
    ○食べ残しを持参し、症状を医師にきちんと説明しましょう。


 (3)参考資料

    1)県内の毒キノコによる食中毒発生状況(令和元年~令和8年10月現在)
       件数:10件 患者数:20名 死者:0名 
 
    2)原因となったキノコ
       種類不明(残品なしのため)  1件
              コレラタケ           1件
              ツキヨタケ(推定含む)    6件
      ドクササコ         1件
      スギヒラタケ        1件

 

 

2.「スギヒラタケ」は食べないでください!!

 スギヒラタケはキシメジ科スギヒラタケ属のキノコで栽培は行われておらず、スギ等の切り株・倒木に夏から秋にかけて発生します。かつては食用とされていましたが平成16年以降にスギヒラタケ摂取者に急性脳症を疑う事例が発生したことなどから、スギヒラタケと急性脳症の関係について研究を進めてきたところ、スギヒラタケの成分が急性脳症発生の原因となる可能性を示唆する成果が報告されています。

 このため、スギヒラタケを摂取しないように注意喚起を行ってきたところですが、令和8年10月に県内でスギヒラタケによる食中毒が発生しました。ついては、腎臓の機能が低下していない方も含めスギヒラタケは食べないでください。
 また、スギヒラタケの販売も行わないでください。

 

 

外部リンク

 毒キノコによる食中毒に注意しましょう-厚生労働省 
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kinoko/index.html

 「スギヒラタケは食べないで」(農林水産省)
 http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/sugihira_take.html