人口減少や少子高齢化が急速に進行している中で、集落における日常生活に必要なサービス機能を維持・確保していくため、県では、複数の集落による新たな生活圏である「コミュニティ生活圏」の形成を図る取組を推進しています。

コミュニティ生活圏とは?

 生活の基礎的な単位である集落の枠を越えた、複数の集落(コミュニティ)で構成し、地域住民が一体感を感じ、歴史的・文化的なまとまりや合意形成を図りやすいエリアのこと。一般的には、平成の大合併以前の旧小学校区や公民館区等で人口規模が300人から3,000人程度のエリアを想定しています。

<コミュニティ生活圏イメージ>

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コミュニティ生活圏形成事業の概要

 コミュニティ生活圏形成事業では、県が事業実施市町村と協働により、次のような支援を行っていきます。
<1年目>
 (1)各市町村が選定したモデル地区において、現状分析・将来人口予測の実施
 (2)モデル地区における現地調査の実施
 (3)モデル地区での地域住民参加によるワークショップの実施
 (4)実施市町村内での報告会
 (5)全県報告会

<2年目>
 (1)モデル地区での住民座談会の開催
 (2)モデル地区における行動計画(グランドデザイン)の策定

事業実施状況