集落における日常生活に必要なサービス機能を維持・確保していくため、住民自らが地域の将来を考えるワークショップなどの開催を通じて、住民共助による高齢者等の移動手段の確保など、住民が主体となった地域づくりを推進します。
また、集落や町内会等の地域コミュニティが、地域の将来像を描き、課題解決に向けて取り組む「元気ムラ」活動を県全域に拡大するため、県と市町村で構成する「地域コミュニティ政策推進協議会」を通じて連携・情報共有を図るとともに、各種セミナー等による元気ムラづくりの普及啓発により、市町村の地域コミュニティ政策を支援します。

コミュニティ生活圏の形成について

 人口減少や少子高齢化が急速に進行している中で、集落における日常生活に必要なサービス機能を維持・確保していくため、県では、複数の集落による新たな生活圏である「コミュニティ生活圏」の形成を図る取組を推進しています。

コミュニティ生活圏とは?

 生活の基礎的な単位である集落の枠を越えた、複数の集落(コミュニティ)で構成し、地域住民が一体感を感じ、歴史的・文化的なまとまりや合意形成を図りやすいエリアのこと。一般的には、平成の大合併以前の旧小学校区や公民館区等で人口規模が300人から3,000人程度のエリアを想定しています。

<コミュニティ生活圏イメージ>

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コミュニティ生活圏形成事業の概要

 コミュニティ生活圏形成事業では、県が事業実施市町村と協働により、次のような支援を行っていきます。
<1年目>
 (1)各市町村が選定したモデル地区において、現状分析・将来人口予測の実施
 (2)モデル地区における現地調査の実施
 (3)モデル地区での地域住民参加によるワークショップの実施
 (4)実施市町村内での報告会
 (5)全県報告会

<2年目>
 (1)モデル地区での住民座談会の開催
 (2)モデル地区における行動計画(グランドデザイン)の策定

事業実施状況

地域コミュニティサポート窓口

地域活動ヒント集(自治会アンケート結果含む)

地域活動で生じる課題解決への手がかりとして、「地域活動ヒント集」を公開しています。

各種セミナー、シンポジウム、説明会等

未来をつくるロカジョサークル応援事業

未来をつくるロカジョサークルチラシ

ロカジョサークルとは?

「ロカジョ」とは、地域(ローカル)で活躍する女性を呼称する造語です。
ロカジョサークルでは、女性の参画によって生まれる新たな活動を応援します。
仲間づくり、アイデアの具現化、実践活動などを、運営スタッフがトータルサポートします。
「やりたいことが漠然としている」「一緒に活動する仲間がほしい」「チャレンジする場がほしい」など、様々な想いを形にしていくため、一歩踏み出してみませんか?

活動の流れ等

サークルの対象は、概ね20代~40代の女性で地域活動に関心のある方です。
お住まいのエリアに限らず、参加可能なエリアに参加することができます。
 
(参考:令和5年度の活動のおおまかな流れ)
  8月  第1回交流会:お互いを知り合う自己紹介タイム、情報交換・モヤモヤ共有
  9月  第2回交流会:やりたいこと妄想会議&アイデア会議
 10月  第3回交流会:実践前のチームミーティング!
 11月~ 実践活動  :各フィールドで実践活動にチャレンジ!
1月下旬  発表会   :半年間の成果を地域の人にも知ってもらいましょう!

事業実施状況