県政テレビ広報番組「あきたびじょんNEXT」の放送内容を、テキストでお伝えします。

目次

(※ 以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後ろに、読み仮名を記載している箇所があります。)

あきたびじょんNEXT 2024年5月(秋田と台湾の相互交流)

(大島さん)
 元気人とは、秋田の明るい未来をつくる県民のこと。今回の元気人は、台湾出身で湯沢市の地域おこし協力隊、戴 于如(たい うじょう)さんです 。

(バリトンさん)
 戴さんは、、、。
 あ、いだいだ!どんなことで秋田を元気にしてらんだすか?

(戴さん)
 私は「秋田と台湾の相互交流」で秋田を元気にしています!

(バリトンさん)
 ところで、4 月の台湾地震は大丈夫でしたか?

(戴さん)
 私の実家の方は、地震の被害があった花蓮(かれん)から少し離れたところなので大丈夫なんですけど、1日でも早く復旧できるように祈っております。

(バリトンさん)
 そいだば少し安心した。
 さて、普段地域おこし協力隊としては、なんたことしてらんだすか?

(戴さん)
 湯沢市の観光資料の翻訳と通訳。SNSで県内外に向けて、特に県南地域(湯沢市)の情報発信をしております。

(バリトンさん)
 大学の交換留学で来日し、その後は東京で働いていた戴さん。
 湯沢さ来て夢も叶えたんだって。

(戴さん)
 日本の伝統文化が大好きで、ずっと舞妓さんになる機会を探していたところ、湯沢市の地域おこし協力隊の舞妓さんを募集する記事を見て応募しました。実際に台湾の方が私を見て湯沢市を知ることや、また行きたいですって言ってくださったのですごい嬉しいですね。

(バリトンさん)
 秋田と台湾の橋渡し役として、これからの活躍が楽しみだすな!

(戴さん)
 日本の伝統文化を継承する舞妓として、自分の視点から、自分の言葉で日本の文化と秋田の魅力を、世界中の人々に紹介することができるのが、やり甲斐を感じます。

(大島さん)
 県では、「台湾便活用交流促進事業」を行っています。秋田から観光以外での交流活動を目的に渡航する場合、3名以上の団体に補助を行うなどして利用促進を図り、継続的な国際交流を目指しています。

(バリトンさん)
 おれがたも台湾との交流の輪を広げて、互いに元気を届けていくべ!

インフォメーション1(あきた民謡祭2024 ミルハスに響き舞う多彩な民謡民舞)

(大島さん)
 あきた民謡祭2024を開催します。若手からベテランまでの聞き応えのある歌声と、迫力ある伴奏、華やかな手踊りが共演し、秋田民謡の魅力を存分に堪能できるステージとなっております。ぜひご来場ください。

インフォメーション2(子どもの医療費の助成対象が拡大)

(大島さん)
 令和6年8月診療分から、子どもの医療費の助成対象を拡大します。所得制限を撤廃し、県内の18歳までの子どもに対象年齢を引き上げます。助成を受けるためには市町村への事前申請が必要です。

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あきたびじょんNEXT 2024年4月(白神育ち輝サーモン)

本編

(大島さん)
 元気人とは、秋田の明るい未来をつくる県民のこと。今回の元気人は八峰町で漁業を営む菊池 陽一(きくち よういち)さんです。

(バリトンさん)
 菊池さん、岩舘漁港さ、いるらしいんだけど、、、。
 あ、いだいだ!どういうことで秋田を元気にしてらんだすか?

(漁師:菊池さん)
 私は「白神育ち 輝サーモン」で秋田を元気にしています!輝サーモンは八峰町の岩舘で養殖されている、ブランドサーモンです。

(バリトンさん)
 お!いっぺえ泳いでらあ!そもそも、どうしてここでサーモンの養殖を?

(漁師:菊池さん)
 ハタハタが昔からすごい獲れてる町なんですけども、だいぶ獲れなくなってきて、もう年々しけて、船出られなくなっているので、養殖だと安定してできるということで、町や県とか、いろんなところから協力いただいて、取り組んでみました。

(バリトンさん)
 漁業歴20年以上、これまで地元の漁業を支えてきた菊池さん。3年前からこの養殖業に挑戦し、今はスマート漁業にも取り組んでらんだと!

(漁師:菊池さん)
 今年から船を出さなくても、スマートフォンからいろいろ動かせるようなAI搭載の給餌機(きゅうじき)に変えて、餌のやり方を工夫しています。

(バリトンさん)
 さらに菊池さんは、輝サーモンを食べてもらう機会を増やすため、地元の漁師や農家たちと食堂を開いたんだと。
 うんまそうだぁ~輝サーモンを食べられる時期はいつなんだすか?

(漁師:菊池さん)
 4月後半から5月中旬くらいまで、水揚げする予定なので、その頃は全県のスーパーにあると思うので、ぜひ買って食べてもらえたらいいと思います。これをきっかけに地元の漁業ももう少し活気が戻ってきたらいいなと思います。

(大島さん)
 県では、県内の水産業を応援するため、「秋田版畜養殖フロンティア事業」をおこなっています。「漁業生産の安定化と水産物のブランド化の推進」を目指し、養殖技術の開発に対して補助金などで支援をしているんですよ。

(バリトンさん)
 おらだちも地元の魚いっぺ食べて、秋田の漁業の未来を元気にしてくべ!

インフォメーション1(秋田空港から「札幌ダイレクト」毎日2往復運航中!)

(大島さん)
 北海道への出張、旅行には秋田空港から札幌丘珠(おかだま)線が大変便利です。空港から札幌市内までは、最寄り駅までバスで約5分、地下鉄乗り換えで12分です。ぜひご利用ください。

インフォメーション2(美術館であいましょう)

(大島さん)
 秋田ゆかりの名品をコレクションしている県立近代美術館。この展覧会では、開館30周年を迎えた美術館の足跡(そくせき)を、選りすぐりの作品約60点とともにご紹介します。美術館でお会いしましょう。

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※「あきたびじょんNEXT」の動画はこちらからご覧いただけます