県政テレビ広報番組「あきたびじょんNEXT」の放送内容を、テキストでお伝えします。

目次

(※ 以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後ろに、読み仮名を記載している箇所があります。)

あきたびじょんNEXT 2024年7月(町内会での地域づくり)

(大島さん)
 元気人とは、秋田の明るい未来をつくる県民のこと。今回の元気人は、秋田市鵜養(うやしない)町内会長「石塚 正喜(いしづか まさき)」さんです 。

(バリトンさん)
 石塚さん!なんたことで秋田を元気にしてらんだすか?

(石塚さん)
 私は「町内会での地域づくり」で秋田を元気にしています!

(バリトンさん)
 鵜養地区ってどんな場所なんだすか?

(石塚さん)
 太平山の麓になるんですけれども。秋田市内でも最上流で、豊富な水資源。それから山林資源、ここが我々の誇りだと思っています。

(バリトンさん)
 誇りあるふるさとを守るため、石塚さんは積極的に、この地域の情報を発信してきたんですって。そうした活動から、地域の新しい魅力づくりに繋がった出来事も。その一つが、酒造会社と協力して行ってきた無農薬の酒米づくり。

(石塚さん)
 やはり水資源。それに感動した酒造会社の社長さんが無農薬で酒米を作れないかということになって、だんだん広がるようになった。無農薬だから挑戦したいという若者たちが、関係人口として集まるようになってきているというところです。

(バリトンさん)
 さらに石塚さんは、集落応援サイト「あきた元気ムラ」を通じて、地域の課題を解決しようと、元気ムラの相談員さんと協力しながら地元のしいたけ農家の後継者を募集したんですって。

(石塚さん)
 1ヶ月も置かないうちに実はもうアクションがあったんです。後継者づくりにしろ、関係人口を増やすのもやはり自分達から発信していかなきゃいけないんじゃないかなと。こういった農村が元気になっていけば、秋田県全体がよくなっていくんじゃないかな。

(バリトンさん)
 石塚さんの活動で、どんどん人の輪が広がってらんだすなぁ!

(大島さん)
 県では、「秋田のがんばる集落応援サイト・あきた元気ムラ」を通じて、県内の集落運営をサポートしています。地域の現状や課題、将来像などを一緒に考えながら、自然や歴史、食、芸能など地域活動の情報を発信し、持続可能な地域コミュニティづくりを進めています。

(バリトンさん)
 おれがたも集落の魅力に目を向けて、地域の元気を一緒に盛り上げていぐっすべ!

インフォメーション1(6月4日オープン 専門の相談員がサポートします。秋田県外国人材受入サポートセンター開設)

(大島さん)
 秋田県外国人材受入サポートセンターを、県庁近く秋田県教育会館2階に開設しました。専門の相談員が外国人材の受け入れに関する相談に対応します。ぜひご利用ください。

インフォメーション2(県主催!秋田県オンライン合同就職面接会)

(大島さん)
 令和7年3月に卒業を予定している大学生等を対象に、「秋田県オンライン合同就職面接会」を開催します。秋田のさまざまな企業の採用担当者と面接できる絶好の機会です。ぜひご参加ください。

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あきたびじょんNEXT 2024年6月(クマ対策)

(大島さん)
 元気人とは、秋田の明るい未来をつくる県民のこと。今回の元気人は、鹿角市役所 職員 青山 真(あおやま まこと)さんです 。

(バリトンさん)
 あ!青山さぁん!なんたことで秋田を元気にしてらんだすか?

(青山さん)
 私は「クマ対策」で秋田の元気を守っています!

 普段の業務は出没の状況の確認と記録、そして出没の要因の調査分析、状況と環境を調査します。

(バリトンさん)
 クマ対策の中で特に意識すべきことって、なんたことなんだすか?

(青山さん)
 まずはクマに出会わない努力をしていただきたいということです。クマの目撃がある場所に行かない、身の回りから誘引物を除去して熊を呼び寄せない。例えば食べ物がある、匂いが出るものがある、身を隠しやすい場所があるなどの、クマを呼んでしまうものを排除・撤去する。こういったことが大事になります。

(バリトンさん)
 鹿角市で生まれ育った青山さんは、この業務に携わって9年目。これまで地元のクマ出没現場を多く見てきて、その都度、地域の人と協力しながら一緒に課題に向き合ってきたんだって。

(青山さん)
 生活の中で積み上げてきた知恵とか日々学ばせて頂いているので、それをより多くの住民の方にお伝えしながら、啓発・教育しています。

(バリトンさん)
 地域を守るため、常に最前線に立って奔走してらんだなぁ。

(青山さん)
 安全に幸せに暮らしていけるように、人は人のエリアで、クマはクマのエリアで、それぞれが安心して満足した暮らしを送れるような社会を作りたい。それが私の目標です。

(大島さん)
 県では、「秋田県庁出前講座」を実施しています。「野生動物の生態と対策について」の講座では、クマの生態を解説しながら、クマと遭遇しない方法や、出会ってしまった時の正しい行動、農作物の被害や出没を防ぐ方法など具体的にお伝えします。

(バリトンさん)
 おれがたも正しいクマ対策を学んで、一緒に秋田の元気を守っていくべ!

インフォメーション1(自動車税は納付期限までに納めましょう)

(大島さん)
 自動車税種別割の納付期限は7月1日月曜日です。コンビニエンスストア、地方税お支払サイト、金融機関などで納付できます。忘れずに納付してください。

インフォメーション2(約200種の色彩と香り バラフェスタ2024)

(大島さん)
 農業科学館自慢のバラ約200種の鮮やかな色彩と香りをご堪能いただけます。期間中は多彩なイベントのほか、毎週土曜日曜、雑貨やハンドメイド作品、キッチンカーなどが出店します。ぜひご来場ください。

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あきたびじょんNEXT 2024年5月(秋田と台湾の相互交流)

(大島さん)
 元気人とは、秋田の明るい未来をつくる県民のこと。今回の元気人は、台湾出身で湯沢市の地域おこし協力隊、戴 于如(たい うじょう)さんです 。

(バリトンさん)
 戴さんは、、、。
 あ、いだいだ!どんなことで秋田を元気にしてらんだすか?

(戴さん)
 私は「秋田と台湾の相互交流」で秋田を元気にしています!

(バリトンさん)
 ところで、4 月の台湾地震は大丈夫でしたか?

(戴さん)
 私の実家の方は、地震の被害があった花蓮(かれん)から少し離れたところなので大丈夫なんですけど、1日でも早く復旧できるように祈っております。

(バリトンさん)
 そいだば少し安心した。
 さて、普段地域おこし協力隊としては、なんたことしてらんだすか?

(戴さん)
 湯沢市の観光資料の翻訳と通訳。SNSで県内外に向けて、特に県南地域(湯沢市)の情報発信をしております。

(バリトンさん)
 大学の交換留学で来日し、その後は東京で働いていた戴さん。
 湯沢さ来て夢も叶えたんだって。

(戴さん)
 日本の伝統文化が大好きで、ずっと舞妓さんになる機会を探していたところ、湯沢市の地域おこし協力隊の舞妓さんを募集する記事を見て応募しました。実際に台湾の方が私を見て湯沢市を知ることや、また行きたいですって言ってくださったのですごい嬉しいですね。

(バリトンさん)
 秋田と台湾の橋渡し役として、これからの活躍が楽しみだすな!

(戴さん)
 日本の伝統文化を継承する舞妓として、自分の視点から、自分の言葉で日本の文化と秋田の魅力を、世界中の人々に紹介することができるのが、やり甲斐を感じます。

(大島さん)
 県では、「台湾便活用交流促進事業」を行っています。秋田から観光以外での交流活動を目的に渡航する場合、3名以上の団体に補助を行うなどして利用促進を図り、継続的な国際交流を目指しています。

(バリトンさん)
 おれがたも台湾との交流の輪を広げて、互いに元気を届けていくべ!

インフォメーション1(あきた民謡祭2024 ミルハスに響き舞う多彩な民謡民舞)

(大島さん)
 あきた民謡祭2024を開催します。若手からベテランまでの聞き応えのある歌声と、迫力ある伴奏、華やかな手踊りが共演し、秋田民謡の魅力を存分に堪能できるステージとなっております。ぜひご来場ください。

インフォメーション2(子どもの医療費の助成対象が拡大)

(大島さん)
 令和6年8月診療分から、子どもの医療費の助成対象を拡大します。所得制限を撤廃し、県内の18歳までの子どもに対象年齢を引き上げます。助成を受けるためには市町村への事前申請が必要です。

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あきたびじょんNEXT 2024年4月(白神育ち輝サーモン)

本編

(大島さん)
 元気人とは、秋田の明るい未来をつくる県民のこと。今回の元気人は八峰町で漁業を営む菊池 陽一(きくち よういち)さんです。

(バリトンさん)
 菊池さん、岩舘漁港さ、いるらしいんだけど、、、。
 あ、いだいだ!どういうことで秋田を元気にしてらんだすか?

(漁師:菊池さん)
 私は「白神育ち 輝サーモン」で秋田を元気にしています!輝サーモンは八峰町の岩舘で養殖されている、ブランドサーモンです。

(バリトンさん)
 お!いっぺえ泳いでらあ!そもそも、どうしてここでサーモンの養殖を?

(漁師:菊池さん)
 ハタハタが昔からすごい獲れてる町なんですけども、だいぶ獲れなくなってきて、もう年々しけて、船出られなくなっているので、養殖だと安定してできるということで、町や県とか、いろんなところから協力いただいて、取り組んでみました。

(バリトンさん)
 漁業歴20年以上、これまで地元の漁業を支えてきた菊池さん。3年前からこの養殖業に挑戦し、今はスマート漁業にも取り組んでらんだと!

(漁師:菊池さん)
 今年から船を出さなくても、スマートフォンからいろいろ動かせるようなAI搭載の給餌機(きゅうじき)に変えて、餌のやり方を工夫しています。

(バリトンさん)
 さらに菊池さんは、輝サーモンを食べてもらう機会を増やすため、地元の漁師や農家たちと食堂を開いたんだと。
 うんまそうだぁ~輝サーモンを食べられる時期はいつなんだすか?

(漁師:菊池さん)
 4月後半から5月中旬くらいまで、水揚げする予定なので、その頃は全県のスーパーにあると思うので、ぜひ買って食べてもらえたらいいと思います。これをきっかけに地元の漁業ももう少し活気が戻ってきたらいいなと思います。

(大島さん)
 県では、県内の水産業を応援するため、「秋田版畜養殖フロンティア事業」をおこなっています。「漁業生産の安定化と水産物のブランド化の推進」を目指し、養殖技術の開発に対して補助金などで支援をしているんですよ。

(バリトンさん)
 おらだちも地元の魚いっぺ食べて、秋田の漁業の未来を元気にしてくべ!

インフォメーション1(秋田空港から「札幌ダイレクト」毎日2往復運航中!)

(大島さん)
 北海道への出張、旅行には秋田空港から札幌丘珠(おかだま)線が大変便利です。空港から札幌市内までは、最寄り駅までバスで約5分、地下鉄乗り換えで12分です。ぜひご利用ください。

インフォメーション2(美術館であいましょう)

(大島さん)
 秋田ゆかりの名品をコレクションしている県立近代美術館。この展覧会では、開館30周年を迎えた美術館の足跡(そくせき)を、選りすぐりの作品約60点とともにご紹介します。美術館でお会いしましょう。

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※「あきたびじょんNEXT」の動画はこちらからご覧いただけます