県政テレビ広報番組「あきたびじょんNEXT」の放送内容を、テキストでお伝えします。

目次

(※ 以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後ろに、読み仮名を記載している箇所があります。)

あきたびじょんNEXT2024 3月(高齢者向けデジタル生活 わくわく体験事業)

本編

(大島さん)
 今回は、「高齢者向けデジタル生活 わくわく体験事業」について、県職員の加賀 彩子(かが あやこ)さんにお話を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 横手市にある南部ハーモニープラザにやってきました。

(加賀さん)
 デジタル化といった技術で生活を豊かにしていける可能性があるということで、このわくわく体験事業の中では、主に高齢者の方をメインにスマートフォンの操作体験会を実施しております。

(バリトンさん)
 実際にどんな風に学べるのか、スマートフォンの操作体験会の運営を県と協働しておこなっている、NPO法人の方(今さん)にもお話を聞きましたよ。

(今さん)
 レベルとして、「電源を入れるボタンはここですよ」とか、「カメラの撮り方はこうですよ」とか、基本的な体験会とですね、便利機能のアプリですね、そういう使い方の幅を広げるような会としてやっております。「こういうの聞いてもいいんだかや」みたいなところもあってですね、悪いとか思わねで、まずいいから聞いてたんへと、気軽に聞いてもらえる場を作っていきたいと思っていて、、、。

(バリトンさん)
 スマートフォンを使ったことがない人でも、最初の一歩からサポートしてけるんだすな。

(今さん)
 全県25市町村全部でやってますので、スタッフさんとも情報を共有しながら、楽しく安全にできるように協力しながらやっています。

(大島さん)
 バリトンさん、県では令和6年度も引き続き、県内各地でのスマートフォン操作体験会の実施を予定しています。これまでのようにカリキュラムを用意する講座に加えて、ご自身のスマートフォンの操作について相談できる機会や、各種イベントと連動しての開催も検討中です。ぜひお気軽にご参加ください。

(加賀さん)
 役所に行かずに手続きができるようになったりですとか、あとはご親族の方とか、お友達とか遠くにいらしてもコミュニケーションを取れるとか、自分のできることの幅が広がっていくと思うので、まずはきっかけを掴んで、気軽に使ってみていただきたいなと思っています。

(バリトンさん)
 デジタルツールを上手に活用すれば、日々の生活が便利になるんだすな。俺も勉強してみよおっと!

インフォメーション1(確定申告と納税は期限内に!)

(大島さん)
 確定申告と納税のお知らせです。期限は、所得税などが3月15日、個人事業者の消費税などが4月1日です。申告書の作成は、国税庁ウェブサイトの「確定申告書等作成コーナー」をご利用ください。

インフォメーション2(あきた河川(かわ)メール)

(大島さん)
 県では河川の水位や降雨量を「あきた河川(かわ)メール」でお知らせしています。観測局と危険レベルなどの基準値を登録すると、水位や降雨量の情報がメールで届きます。水害への備えのため、登録をお願いします。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT2024 2月(事業承継)

 本編

(大島さん)
 今回は、秋田県内でおこなわれている「事業承継」について、実際に事業承継をした会社の代表、深澤 功(ふかさわ いさお)さんにお話を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 深澤さんの会社では、主に消防設備の点検や工事をおこなっているんだけど、去年、電気工事をおこなう会社の事業を受け継いだんですって。

(深澤さん)
 北秋田市にあります斎藤電機工業という会社を、後継者が不在ということでご紹介いただきました。いろんなものにセンサーが付いている、車でもカメラでも、そういった技術、可能性を持っている会社だったんです。我々の持っている技術をうまく融合させることによって、もっと全国に売り込んでいく商品開発ができるんじゃないかなっていうところから、、、。

(バリトンさん)
 既にある技術を新たな視点で見ることで、可能性は広がるんだすな。会社を託した側は、事業承継をどう思っているんだすべ。

(斎藤さん)
 私2代目なんですが、私の親父がやってきたこの電気の仕事を無くしたくないっていうのも当然ありますし、私の代の次の代にも引き継いで、この地域でやっていければ、地域を疲弊させない、元気にする、大きなプラスかなと思いますね。

(大島さん)
 バリトンさん、国の事業承継・引継ぎ支援センターでは、後継者不足に悩む中小企業者に対し、専門家による無料相談を実施しています。意向にそった最適な選択肢を一緒に考え、サポートする他、マッチングサポートもおこなっています。県でも県外在住者へのマッチング旅費支援などをおこなっているんですよ。

(深澤さん)
 技術を秋田の中から無くしてしまうこと自体が大きな課題だと思っています。
 私の役目としては少しでも良い形に膨らませていく、そこが斎藤さんとの約束だと思っているので、協力しながら日本の中でも戦える、そういうところを目指していきたいと思っています。

(バリトンさん)
  事業承継は事業を受け継ぐだけでなく、大切な想いを繋ぐ手段でもあるんだすな。

インフォメーション1(#8000 秋田県こども救急電話相談 開設中)

(大島さん)
 夜間のお子さんのけがや急病により、どうすればいいか分からず困った時は、子ども救急電話相談室に相談してください。看護師が対応の仕方などをアドバイスします。電話番号は#8000です。

インフォメーション2(秋田県南 冬まつりスタンプラリー2024)

(大島さん)
 秋田県南地域の7つの小正月行事を対象としたスタンプラリーを開催します。会場を巡り、スタンプを2つ以上集めて応募すると、抽選で24名の方に、県南地域の特産品が当たります。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT2024 1月(若者チャレンジ応援事業)

 本編

(大島さん)
 今回は秋田県がおこなっている「若者チャレンジ応援事業」のアドバイザーの 1人、金子 晃輝(かねこ こうき)さんにお話を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 普段はにかほ市を拠点に、地域活性化を目指したまちづくりを行う金子さん。「若者チャレンジ応援事業」ってどんなものなんだすか?

(金子さん)
 新しいチャレンジをする若者に対して、補助するような制度でして、若者が基本的に応募できる内容になっています。

(バリトンさん)
 若者のチャレンジを秋田県が後押しする、いい事業だすな。ところで、金子さんはどんなサポートをしているんだすべ?

(金子さん)
 全くビジネス未経験者の方でも、進捗だったりとかも管理しながら秋田県の活性化が具体的に練られているのかみたいなのも検討しながら、誰が採択されてもおかしくないように応募時から、しっかり伴走していくという風にしています。

(バリトンさん)
 昨年度の採択者の一人、柿木 崇誌(かきのき たかし)さん。アドバイザーと共にアイデアを何度もブラッシュアップさせ、捨てられていたものに、価値を生み出すビジネスをスタートさせました。

(柿木さん)
 ターゲットの選定から始まって、マーケットの大きさ調べるとか、本当に実践的なことを教えていただいたので、とても勉強になりました。放置されている柿が原因で引き起こす獣害や鳥害といった地域課題の解決とともに、地域資源の有効活用を目的に活動しております。イメージ段階でもいいので、参加するだけで価値があるので、メリットしかないと伝えたいですね。

(大島さん)
 バリトンさん、県では令和6年度も継続して「若者チャレンジ応援事業」の実施を予定しています。地域を盛り上げたいという県内の若者の熱意と夢を募集し、専門家による伴走支援と、採択者には最大400万円の補助金で応援します。

(金子さん)
 結局、動かないと何も事業は成長しないと思いますし、誰でもチャレンジできるような、一番楽しい町を秋田県として目指していけたらいいなと思っています。

(バリトンさん)
 活気ある秋田県を作る若者たちをみんなで応援していきたいっすな。

インフォメーション1(キャッシュレス決済ができます)

(大島さん) 
 県スポーツ科学センターと県立近代美術館では、12月1日から、現金によるお支払いのほか、クレジットカード、電子マネー、二次元コードによるキャッシュレス決済ができるようになりました。ぜひ、ご利用ください。

インフォメーション2(「東北のへそ」公式Instagramにて冬のフォトコンテストを開催)

(大島さん) 
 秋田・宮城・山形の3県を東北の中心、「東北のへそ」と称し、公式Instagramでフォトコンテストを開催します。地域の魅力あふれる冬の風景写真など、皆さんからのご応募お待ちしています。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT2023 12月(仕事と消防団の二刀流)

 本編

(大島さん)
 今回は、警備会社で働く松本 育音(まつもと いくと)さんに「仕事」と「消防団」との二刀流について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 こちらの会社で働きながら、消防団員としても活動する松本さん。入団のきっかけには、同じく消防団員である父親の存在があったんだど。

(松本さん)
 活躍する姿を見て、ちょっと格好いいなと思いまして。生まれ育った地域は自分の手で守りたいなということで、決意して入団しました。

(バリトンさん)
 仕事と消防団の活動はどんな風に両立してるんだすか?

(松本さん)
 月に2回の資機材点検などがありまして、消防隊の支援をしつつ、消火活動や救助活動などもおこなっております。仕事をあくまで優先として、仕事中に出動があった際は、仕事が終わった後に現場に駆けつけるというような形です。

(バリトンさん)
 現在、県内のおよそ7割の消防団員は、企業に勤めながら活動していて、こちらの会社では、18人の消防団員が在籍しているそうですよ。

(松本さんの上司)
 警備会社として地域の安心安全を守るという役割もありますし、地域防災のために消防団を推奨するようにしています。
 最近は消防団の方もなかなか入る人が少ないと聞きますし、我が社が率先して地域の防災、防犯も含めて教育していくことによって、応援していきたいと思っています。

(大島さん)
 バリトンさん、県では消防団のイメージアップや、団員の加入促進へ向け、さまざまなモデル事業に取り組んでいます。消防団の活動についての情報発信や、女性消防団員によるワークショップの実施、若手消防団員同士の意見交換会などを積極的におこなっているんですよ。

(松本さん)
 活動をしている中で、「来てくれてありがとう」や、「頑張ってください」というお言葉が一番やりがいを感じる瞬間です。会社員としても消防団員としても引き続き安心安全を守っていきたいと思っています。

(バリトンさん)
 地元企業の理解と消防団員の熱意で、町の安全は守られているんだすな。

インフォメーション1(灯油類の取り扱いには十分ご注意を!!)

(大島さん) 
 暖房を使用する冬は、灯油などが川や用水路へ流出する事故が多く発生します。ホームタンクの配管に破損がないか、移し替えの際にポリタンクから灯油が漏れ出ないか、よく確認しましょう。

インフォメーション2(秋田県職員の仕事ガイダンス)

(大島さん) 
 県庁の仕事内容や職員の働き方、採用の仕組みなどについて説明する「秋田県職員の仕事ガイダンス」を開催します。
 県職員に関心のある方はどなたでも参加できますので、ぜひお越しください。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT2023 11月(次世代につなぐ建設産業)

 本編

(大島さん) 
 今回は秋田県建設産業活性化センターの保坂 祐樹(ほさか ゆうき)さんに「次世代につなぐ建設産業」について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 秋田市のショッピングモールにやってきました!この日は、子どもたち向けに建設産業をPRするイベントが行われていましたよ。イベントのテーマは「建設DX」らしいんだけど、それ、どういう意味なんだすべ?

 (保坂さん)
 建設の仕事の現場に、デジタルの要素を取り入れることによって作業の効率化ですとか、人数不足を補うというものが建設DXになっております。

(バリトンさん) 
 実際にどんな部分にデジタル技術が使われているのか、出展企業にも話を聞いてみました。

(参加企業1:コマツ秋田株式会社 伊藤さん) 
 マシンコントロールという機械でモニターが付いていまして、そちらの方に入れた設計図通りに、自動でコントロールしてくれるので、経験の浅いオペレーターでも簡単に施工ができてしまう機械になります。これから少子高齢化が進んで熟練のオペレーターがいなくなってしまうので、そういった問題に対して少しでも寄与できればと思います。

(バリトンさん)
 こっちの測量機械では、どういうことができるんだべ。

(参加企業2:有限会社ウチダ会社 大辻さん) 
 機械が自分で上のほうにレーザーを飛ばして、測量した結果をそのまま画面に出してて、このブースの天井まで測れるのがすごいなと思います。イベントで少しでも建設業を知ってもらって、「あれ、建設業面白いぞ」ってなってもらえれば、私としてはすごい嬉しいかなと思います。

(大島さん) 
 バリトンさん、県では建設産業により興味を持ってもらうため、「未来へ伝えたい秋田のインフラ50選」を選定しました。インフラ施設についての情報が載ったカードを作成し、各施設で配布しています。それぞれの施設の歴史や魅力を学びながら、インフラが果たす役割の重要性を感じてみてくださいね。

(保坂さん) 
 建設業界で働いている皆さんは、やっぱり地図に残る仕事ということを誇りに思って仕事にしているので「大工さんになりたい」とか、「重機かっこいいな」って言ってくれている子ども達もその気持ちを大切にしていただいて、興味を持っていただけたらなと思います。

(バリトンさん)
 たくさんの子ども達が、秋田の未来を支える建設産業に、興味を持ってくれると嬉しいっすな。

インフォメーション1(高齢者虐待 ためらわずに通報を!)

(大島さん) 
 家庭や施設でお世話をする方が、高齢者をたたく、怒鳴る、無視する、お金を渡さないといった行為はすべて高齢者虐待に当たります。「虐待かも?」と感じたら、ためらわずに通報してください。

インフォメーション2(特別展「からだじゅう で あじわう 大根ビネーション展」)

(大島さん) 
 横手市にある近代美術館では、特別展「からだじゅう で あじわう 大根ビネーション展」を開催します。さわる、きくなど、さまざまな感覚を使って楽しめる展覧会です。ご来場、お待ちしております。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 10月(秋田のブランド米 サキホコレ)

本編

(大島さん)
 今回は県の中村 千波(なかむら ちなみ)さんに「秋田のブランド米 サキホコレ」について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 実りの秋だすな。お、大曲農業高校の生徒たちが集まってきだど。県と関係あるんだべが。

(中村さん)
 生徒の皆さんにサキホコレへの理解や愛着を深めていただくとともに、地域での話題作りのために農業系高校と連携して栽培実習を実施しております。

(バリトンさん)
 この日は、田んぼの雑草を取ってたど。サキホコレに対する生徒の反応を先生に聞いてみました。

(先生)
 秋田県の代表するお米だということで、もう生徒の目がもう輝きが違いました。実習終わった後でも、家族の中でも、やっぱり会話がサキホコレはあるようで、収穫後の食味調査というものも楽しみにしているようです。
 地元に根差したお米になれるように、その技術をまず学習したいと思っております。

(バリトンさん)
 3年間、栽培に携わってきた生徒にも話聞いたど。

(生徒)
 サキホコレの苗はとても貴重なので、田植えの時とかしっかり丁寧に植えつけることを意識しながら、作業するのが大変でした。地域に根付いた農業経営を行うのが自分の夢です。どんどん新しいことに挑戦して頑張っていきたいので、サキホコレも挑戦していきたいと思います。

(大島さん)
 バリトンさん、県では、農業系高校での栽培実習のほか、学校給食でのサキホコレ提供やサキホコレ音頭大会などをおこなっています。また、サキホコレをPRしていただけるサポーター企業も募集しているんですよ。

(中村さん)
 今年は、県内の販売開始は10月21日です。今年もおいしい新米をお届けできるように、生産者の皆さんをはじめ、関係者一同頑張っておりますので、どうぞ楽しみにしていてください。

(バリトンさん)
 県民みんなでサキホコレを食べて愛されるお米になるように応援するすべ!

インフォメーション1(秋田版図柄入りナンバープレート)

(大島さん) 
 秋田版図柄入りナンバープレートが10月23日から交付開始です。秋田犬の親子が並んで歩く愛らしい図柄で、犬の足跡がアクセントになっています。詳しくは県交通政策課にお問い合わせください。

インフォメーション2(起業家・スタートアップ交流ラボ2023)

(大島さん)
 秋田の起業家などと展示販売やプレゼンを通じた交流ができる「起業家・スタートアップ交流ラボ2023」を開催します。地元生まれのサービスやオリジナル商品も勢揃い。ご来場お待ちしています。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 9月(音楽分野のアウトリーチ事業)

 本編

(大島さん)
 今回は、県が取り組んでいる「音楽分野のアウトリーチ事業」を紹介します。明桜高校の石崎 聖也(いしざき せいや)先生にお話を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 明桜高校に来たどお。吹奏楽部のみんなは、県が行っている「音楽分野のアウトリーチ事業」に参加したことがあるんですって。
 これは、プロの演奏家が、県内各地に足を伸ばして、講習会や演奏会を行う取り組みなんだそうですよ。

(石崎先生)
 アウトリーチって本当に嬉しい体験でして、プロの先生方がわざわざ来てくださって、言葉では言い表せないような、実際の音であったり、そういうものを間近で聞くことができることで、頭の中にイメージができあがるんですよね。演奏する上で大事なものをたくさん学べる機会だったと思います。

(バリトンさん)
 プロの演奏家から指導を受けた生徒たちにもお話を聞いてみましたよ。

(生徒の坂本さん)
 楽器を演奏する上で、一人ひとりの悩みとか、苦手なところを克服するためにどうしたらいいのかとか、解決するためにはどうしたらいいのかということを、基礎的なところを教えていただきました。私たち一人ひとりもその演奏技術の向上につなげることができています。

(生徒の進藤さん)
 私たちと、プロの方と交互に演奏していくことによって、自分たちの演奏に足りなかったものとか、息の使い方とか体の使い方をすごい間近で感じることができました。夢は、「音楽ってすごい楽しいんだよ」っていうのを伝えられる人になりたいなって思います。

(大島さん)
 バリトンさん、県では、文化活動を担う若い人材の育成のため、東京藝術大学と連携して、このようなアウトリーチ事業や、質の高い文化芸術の鑑賞の機会を提供しているんですよ。ミルハス開館1周年を記念して、藝大フィルハーモニア管弦楽団の公演も予定しています。

(石崎先生)
 コンクールに向けて一生懸命頑張った高校生活であったり、仲間といろんなものを苦労して作っていくっていうものを、経験することで、卒業した後も、音楽に関わっていけるような、生徒たちになってもらいたいなといういうのが本音です。

(バリトンさん)
 「アウトリーチ事業」を通して、文化芸術に触れる機会がたくさんの人に広がっていくといいっすよな。

インフォメーション1(あきた国際フェスティバル2023)

(大島さん) 
 あきた国際フェスティバルを開催します。在住外国人による母国の文化紹介や音楽・踊りが堪能できるステージパフォーマンスなど、異文化の魅力に触れることができます。ぜひご来場ください。

インフォメーション2(公立学校の講師を募集!)

(大島さん) 
 令和6年度、県内公立学校で勤務する講師を募集しています。子どもたちの成長を間近で実感できる仕事です。ぜひ、ご応募ください。なお、教職経験のない方などを対象とした説明会を開催します。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 8月(魅力的な職場づくり)

 本編

(大島さん)
 今回は社員の向上心をバックアップしている会社に「魅力的な職場づくり」について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 由利本荘市にきたすよ。こちらの会社では、農業支援や、調剤薬局・介護施設などの運営をしているんだすよ。

(経営者)
 当社は食と健康と暮らしという3つの事業をやっています。資格を取得するために、会社が支援をしたりだとか、こういうことをやってみたいなとか、こういう形で人の役に立ちたいなという思いは、会社としては最大限、応援したいなと思っています。

(バリトンさん)
 グループ会社のフィットネスジムで働く松井 尚哉(まつい なおや)さんだすよ。

(松井さん)
 体育大でトレーナーの勉強をしていたっていうこともあって、こちらのフィットネスジムの方でも働かせていただいています。

(バリトンさん)
 実は松井さん、普段は本社で事務・経理の仕事もしているんだそうだすよ。

(松井さん)
 現場を知ることで、より経理も上手くできるということを先輩からも言われているので、どちらも楽しくやらせていただいています。

(バリトンさん)
 社員の個性や能力が発揮できるような環境をつくっているんだすな。

(松井さん)
 自分が持っている知識をもっと、ここの施設で活かしていきたいなっていうのがまずは近い目標です。

(大島さん)
 バリトンさん、県では、働きやすい「魅力的な職場づくり」を促進するため、多様な働き方の導入や、従業員の学ぶ機会についてなどの実践講座を行っているんですよ。8月中旬には、県内3カ所で、働きやすい職場づくりをテーマに、若手従業員が語り合う異業種交流会も開催されます。

(経営者)
 一人ひとりが、仕事をする価値を感じられてお客様からありがとうって声を掛けてもらえることが、やりがいであったり、そういうものに繋がるのかなとは思っています。
 100人いたら100人の希望なり理想が仕事に対してあると思います。全てに応えられるように、会社として努力をしていきたいなと思っています。

(バリトンさん)
 やりがいを持って働ける「魅力的な職場」が増えるといいすよな。

インフォメーション1(劇団わらび座「祭シアター『HANA』上演中!)

(大島さん) 
 劇団わらび座によるミュージカル「祭シアター『HANA』」を上演中です。観客参加型の演出で会場が一体となり、東北の祭りの感動を一度に楽しめる贅沢なステージをぜひ体感してください。

インフォメーション2(医療的ケア児支援センターにご相談を)

(大島さん) 
 医療的なケアが必要な子どもやその家族を支援するため、医療的ケア児支援センターを設置しています。
 ケアの技術指導や各種研修など、幅広い支援を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 7月(豊かな森林を未来につなぐ)

本編

(大島さん)
 今回は森林ボランティア団体代表の沓沢 正雄(くつざわ まさお)さんに、「豊かな森林を未来へつなぐ」活動について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 湯沢市の里山で、植樹祭が行われているど。林業に携わっていた経験のある沓沢さん。
 病気になった木を伐採した後の山を何とかしたいと5年前からこういった活動しているんだど。

(沓沢さん)
 皆さんと一緒になって、この山に親しむようなことをこれからどんどん進めていければということで企画したんですけども。

(バリトンさん)
 今日は何を植えてるんだすか?

(沓沢さん)
 カラマツとベニヤマザクラです。地域の人達が集まれるようなところ、そういうものを目指して桜の森にしようと、今、頑張っているところです。

(バリトンさん)
 みんなで力をあわせて、地域の森を守っているんだな。
 この植樹祭には、県も関わっているそうなんですけど、担当者にも話っこ聞いてみましたよ。

(山口さん)
 県では毎年、県民の皆さまに住民税の中で納めていただいた「水と緑の森づくり税」を活用し、このようなボランティア団体などの活動を支援しております。
 皆さんの身の回りにある公園の整備や、保育園や学校の野外活動にもこの税金を活用しています。

(大島さん)
 バリトンさん、「水と緑の森づくり税」は、豊かな森林を県民みんなで支え、未来へ引き継いでいくために、平成20年に創設されたんですよ。
 7月15日には、森林に対する理解を深めていただくため「あきた水と緑の森林祭」を開催予定です。植樹活動、苗のプレゼント、木工体験など、楽しいイベントもありますよ。

(沓沢さん)
 最終的には(この場所を)キャンプ場とかそういうものにして観光地のような形で、温泉もあるし、スキー場もあるし、桜の花も、みんなで楽しめる場所になればなと思ってます。20年後、30年後が楽しみです。

(バリトンさん)
 秋田県民みんなの力で、地域の宝、豊かな森林を未来へ引き継いでいきたいすな。

インフォメーション1(若者と地域をつなぐプロジェクト事業 「国語・算数・理科・デザイン!」参加者募集中!)

(大島さん) 
 学生が考える地域活性化に向けた取組を応援するプロジェクトを実施します。
 地域を見つめ直し、地域とのつながりを実感してみませんか。
 学生の皆さまからのご応募をお待ちしております。

インフォメーション2(賞品総量「サキホコレ」1トン! 「サキホコレ」音頭大会 出場者募集)

 (大島さん) 
 サキホコレのデビュー1周年を記念して、第2回サキホコレ音頭大会を開催します。
 優勝チームには、サキホコレ1年分をプレゼント。
 咲き誇る、笑顔と踊りで応援しましょう!

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 6月(気軽にクルーズ気分!フェリー秋田航路)

本編

(大島さん)
 今回はフェリーの運航管理をしている高橋 政志(たかはし まさし)さんに、「気軽にクルーズ気分!フェリー秋田航路」について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 お、秋田港にフェリーがきたど。高橋さん、秋田航路について教えてけれっす。

(高橋さん)
 週6便北海道の苫小牧と新潟に運行しています。また、週末に福井県の敦賀港にまで延伸しております。秋田航路に入っている船は大型船なので、ホテルのようになってます。

(バリトンさん)
 移動しながら、のんびり過ごしたり宿泊できたり、いいっすな。お、船内かっこい。

(高橋さん)
 探索できるほどの広いスペースございますので、ゆっくりくつろげるというところがまず一つの利点です。大浴場やレストランなども備えておりますので、気軽にクルーズ気分、を味わえる航路となっております。

(バリトンさん)
 おいしいもの食べたり映画を見たり、フェリーの船内ってこんたに充実しているんだすな。
 スイートルームとか、豪華なお部屋もあって快適そうだすな。

(高橋さん)
 秋田航路は陸上からかなり近い海峡を航行しておりますので、男鹿半島とか、非常に景色が良くて、今、洋上風力が秋田にできていますので、海上から見る洋上風力っていうのも秋田ならではの楽しみなのかなとは思いますね。
 あとマイカーやバイクなど慣れ親しんだ自分の車と一緒に移動できますので、到着後、目的地に向かってすぐ移動できるというところもフェリーの魅力じゃないかと思います。

(大島さん)
 バリトンさん、県では人の往来や物流を活性化させるため、海上ネットワークを担うフェリー秋田航路での旅客・貨物の両面における利用の促進を図っているんですよ。

(高橋さん)
 6月から9月ぐらいまでは、比較的に海上穏やかですので、湖の上を走ってるような感じですので、夏休みの家族旅行など、ゆっくりとした船旅を考えられているお客様に、ご利用いただきたいと思っています。

(バリトンさん)
 フェリーさ乗れば、移動時間も旅の楽しみになるすな。

インフォメーション1(ケアラー・ヤングケアラーの相談窓口)

(大島さん) 
 家族の介護やお世話をするケアラーは特別な存在ではなく、誰もが成り得ます。
 県では、LINEとオンラインによるケアラーの相談窓口を開設しています。一人で抱えてしまう前に、相談してみませんか?

インフォメーション2(「通称ECOコン」CO2削減に関するアイディア実践コンテスト)

(大島さん) 
 大学生など若者を対象とした温室効果ガスの排出削減に関するアイディア実践コンテストを開催します。
 グループ・個人どちらの参加も可能です。たくさんのご応募をお待ちしております。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 5月(白神山地の楽しみ方)

本編

(大島さん)
 今回は「あきた白神認定ガイド」の高瀬 由里子(たかせ ゆりこ)さんに「白神山地の楽しみ方」を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 藤里町にある「森のえき」に来ました。
 もともと登山の経験がなかった高瀬さん。
 でも、白神山地に登ってみると、、、

(高瀬さん)
 きのことかゴロゴロした岩に苔むした感じとか感動してしまって、、、
 8000年の昔から世代交代を続けながら、環境をずっと保ち続けているっていうのが凄いなって、白神山地の魅力を多くの人に伝えるお手伝いが少しでもできればなと。

(バリトンさん)
 白神山地といえば、世界最大級のブナの原生林とそこで育まれる生態系が、世界自然遺産として登録されているんだすよな。でも気軽には行けない場所というイメージがあるすども。

(高瀬さん)
 確かに核心地域は入山も規制されています。ただ私たちのところから一番近い岳岱(だけだい)の森、そこはですね、核心地域と同じような環境を遊歩道の中を歩きながら、気軽に誰でも行けるようになっています。
 ガイドの話を聞きながら、森の姿を見ることによって、ああなるほどと思っていただくことができると思います。
 一番のおすすめは、ブナの森のハイキングなんですけれども、白神の楽しみ方って、それだけじゃないよなって思って。リバートレッキングとか椅子でゆっくりとくつろぐチェアリングとか、いろいろと提案しています。

(大島さん)
 バリトンさん、白神山地は今年の12月で世界自然遺産登録30周年を迎えるんですよ。
 県では、9月23日と24日に「記念シンポジウム」を開催し、白神山地の魅力・価値を伝えるイベントや現地散策を企画しています。

(高瀬さん)
 もっと多くの人に白神山地に触れていただきたいということと、あと子どもたちに自分の生まれた場所には、こういったすごいものがあるんだぞっていう、自慢の種にしてほしいなって思います。

(バリトンさん)
 白神山地を楽しみながら、みんなで大切にしていきてっすな。

インフォメーション1(秋田県内企業インターンシップ等オンライン紹介セミナー)

(大島さん)
 大学や短大、専修学校などの学生を対象に、「秋田県内企業インターンシップ等オンライン紹介セミナー」を開催します。
 さまざまな企業から、説明を受けることができる絶好の機会です。
 ぜひご参加ください。

インフォメーション2(5月は消費者月間です)

(大島さん)
 5月は消費者月間です。
 デジタル化により生活が便利になる一方で、ネット広告やSNSをきっかけとした消費者トラブルが発生しています。
 情報を見極め、正しく判断、行動する力を身に付けましょう。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 4月(健康な食事)

本編

(大島さん)
 今回は「洋食屋の店主 小川 晴資(おがわ せいし)さん」に「健康な食事」についてお話を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 県内外で料理人として50年以上経験を積んできた小川さん。
 7年前にオープンしたこの店はなんた店なんだすか?

(店主)
 やっぱり気楽に入って、気楽に食べれる店でありたいと思うすね。
 あの構えることなく、それでいて、いやぁ何か、体になじんでいるなみたいなことを感じてもらえれば。

(バリトンさん)
 なるほどな。
 メニューを考えるときに大切にしていることはなんだすか?

(店主)
 「健康」をキーワードでやろうと思って。

(バリトンさん)
 小川さんが健康を意識し始めたのは、横手の発酵料理の店で、料理長をしていたときのこと。

(店主)
 その時々の出たものの素材を楽しんで食べて、素材の味が強ければ強いほど、何もいらないす。んで、塩気いらなくなる。

(バリトンさん)
 旬の食材の素材の味にこだわっているんだすな。
 酒かすを入れてうまみをプラスして、塩分を抑える工夫もしているんだすと。
 他にも健康な食事のポイントはあるすか?

(店主)
 野菜はたっぷりです。カレーは粉使ってないから、ジャガイモとかカボチャ、それにタマネギが入るにんじんが入る、何でもかんでもコトコトコトやるから野菜のポタージュなんですよね。
 ここへ来るお客さん、野菜がいっぱいで助かる、野菜取るときないからって言うんだよな。

(大島さん)
 バリトンさん、県では、「秋田スタイル健康な食事」を推奨しています。「減塩」と「プラス野菜・果物」に配慮した食事で、健康寿命日本一を目指しているんですよ。
 認証制度も設けていて、小川さんのお店を含め、現在、26店舗112のメニューが登録されています。

(店主)
 健康に気遣いしてああ、じゃあ、それおれにもちょっと教えて、みたいな。
 そんな感じで広がればいいです。

(バリトンさん)
 よし、おれも「減塩」「プラス野菜・果物」で、「秋田スタイル健康な食事」を意識してみるど。

インフォメーション1(障害者手帳のデジタル化)

(大島さん)
 障害のある方が公共施設で利用料金の減免を受ける際などに、スマホ用のアプリで本人確認ができるようになりました。
 詳しくは、各施設へお問い合わせください。

インフォメーション2(縄文世界をデジタル技術で体感)

(大島さん)
 鹿角市の大湯ストーンサークル館では、3DCGやARなどの最新デジタル技術による映像体験プログラムを導入しました。
 映像を通して世界文化遺産「大湯環状列石」の魅力を体感しましょう。

(ページのトップに戻る)

※「あきたびじょんNEXT」の動画はこちらからご覧いただけます