令和5年度 県政テレビ広報番組「あきたびじょんNEXT」 テキスト版

2023年09月01日 | コンテンツ番号 71823

 県政テレビ広報番組「あきたびじょんNEXT」の放送内容を、テキストでお伝えします。

目次

(※ 以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後ろに、読み仮名を記載している箇所があります。)

あきたびじょんNEXT 2023 9月(音楽分野のアウトリーチ事業)

本編

(大島さん)
 今回は、県が取り組んでいる「音楽分野のアウトリーチ事業」を紹介します。明桜高校の石崎 聖也(いしざき せいや)先生にお話を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 明桜高校に来たどお。吹奏楽部のみんなは、県が行っている「音楽分野のアウトリーチ事業」に参加したことがあるんですって。
 これは、プロの演奏家が、県内各地に足を伸ばして、講習会や演奏会を行う取り組みなんだそうですよ。

(石崎先生)
 アウトリーチって本当に嬉しい体験でして、プロの先生方がわざわざ来てくださって、言葉では言い表せないような、実際の音であったり、そういうものを間近で聞くことができることで、頭の中にイメージができあがるんですよね。演奏する上で大事なものをたくさん学べる機会だったと思います。

(バリトンさん)
 プロの演奏家から指導を受けた生徒たちにもお話を聞いてみましたよ。

(生徒の坂本さん)
 楽器を演奏する上で、一人ひとりの悩みとか、苦手なところを克服するためにどうしたらいいのかとか、解決するためにはどうしたらいいのかということを、基礎的なところを教えていただきました。私たち一人ひとりもその演奏技術の向上につなげることができています。

(生徒の進藤さん)
 私たちと、プロの方と交互に演奏していくことによって、自分たちの演奏に足りなかったものとか、息の使い方とか体の使い方をすごい間近で感じることができました。夢は、「音楽ってすごい楽しいんだよ」っていうのを伝えられる人になりたいなって思います。

(大島さん)
 バリトンさん、県では、文化活動を担う若い人材の育成のため、東京藝術大学と連携して、このようなアウトリーチ事業や、質の高い文化芸術の鑑賞の機会を提供しているんですよ。ミルハス開館1周年を記念して、藝大フィルハーモニア管弦楽団の公演も予定しています。

(石崎先生)
 コンクールに向けて一生懸命頑張った高校生活であったり、仲間といろんなものを苦労して作っていくっていうものを、経験することで、卒業した後も、音楽に関わっていけるような、生徒たちになってもらいたいなといういうのが本音です。

(バリトンさん)
 「アウトリーチ事業」を通して、文化芸術に触れる機会がたくさんの人に広がっていくといいっすよな。

インフォメーション1(あきた国際フェスティバル2023)

 あきた国際フェスティバルを開催します。在住外国人による母国の文化紹介や音楽・踊りが堪能できるステージパフォーマンスなど、異文化の魅力に触れることができます。ぜひご来場ください。

インフォメーション2(公立学校の講師を募集!)

 令和6年度、県内公立学校で勤務する講師を募集しています。子どもたちの成長を間近で実感できる仕事です。ぜひ、ご応募ください。なお、教職経験のない方などを対象とした説明会を開催します。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 8月(魅力的な職場づくり)

 本編

(大島さん)
 今回は社員の向上心をバックアップしている会社に「魅力的な職場づくり」について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 由利本荘市にきたすよ。こちらの会社では、農業支援や、調剤薬局・介護施設などの運営をしているんだすよ。

(経営者)
 当社は食と健康と暮らしという3つの事業をやっています。資格を取得するために、会社が支援をしたりだとか、こういうことをやってみたいなとか、こういう形で人の役に立ちたいなという思いは、会社としては最大限、応援したいなと思っています。

(バリトンさん)
 グループ会社のフィットネスジムで働く松井 尚哉(まつい なおや)さんだすよ。

(松井さん)
 体育大でトレーナーの勉強をしていたっていうこともあって、こちらのフィットネスジムの方でも働かせていただいています。

(バリトンさん)
 実は松井さん、普段は本社で事務・経理の仕事もしているんだそうだすよ。

(松井さん)
 現場を知ることで、より経理も上手くできるということを先輩からも言われているので、どちらも楽しくやらせていただいています。

(バリトンさん)
 社員の個性や能力が発揮できるような環境をつくっているんだすな。

(松井さん)
 自分が持っている知識をもっと、ここの施設で活かしていきたいなっていうのがまずは近い目標です。

(大島さん)
 バリトンさん、県では、働きやすい「魅力的な職場づくり」を促進するため、多様な働き方の導入や、従業員の学ぶ機会についてなどの実践講座を行っているんですよ。8月中旬には、県内3カ所で、働きやすい職場づくりをテーマに、若手従業員が語り合う異業種交流会も開催されます。

(経営者)
 一人ひとりが、仕事をする価値を感じられてお客様からありがとうって声を掛けてもらえることが、やりがいであったり、そういうものに繋がるのかなとは思っています。
 100人いたら100人の希望なり理想が仕事に対してあると思います。全てに応えられるように、会社として努力をしていきたいなと思っています。

(バリトンさん)
 やりがいを持って働ける「魅力的な職場」が増えるといいすよな。

インフォメーション1(劇団わらび座「祭シアター『HANA』上演中!)

 劇団わらび座によるミュージカル「祭シアター『HANA』」を上演中です。観客参加型の演出で会場が一体となり、東北の祭りの感動を一度に楽しめる贅沢なステージをぜひ体感してください。

インフォメーション2(医療的ケア児支援センターにご相談を)

 医療的なケアが必要な子どもやその家族を支援するため、医療的ケア児支援センターを設置しています。
 ケアの技術指導や各種研修など、幅広い支援を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 7月(豊かな森林を未来につなぐ)

本編

(大島さん)
 今回は森林ボランティア団体代表の沓沢 正雄(くつざわ まさお)さんに、「豊かな森林を未来へつなぐ」活動について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 湯沢市の里山で、植樹祭が行われているど。林業に携わっていた経験のある沓沢さん。
 病気になった木を伐採した後の山を何とかしたいと5年前からこういった活動しているんだど。

(沓沢さん)
 皆さんと一緒になって、この山に親しむようなことをこれからどんどん進めていければということで企画したんですけども。

(バリトンさん)
 今日は何を植えてるんだすか?

(沓沢さん)
 カラマツとベニヤマザクラです。地域の人達が集まれるようなところ、そういうものを目指して桜の森にしようと、今、頑張っているところです。

(バリトンさん)
 みんなで力をあわせて、地域の森を守っているんだな。
 この植樹祭には、県も関わっているそうなんですけど、担当者にも話っこ聞いてみましたよ。

(山口さん)
 県では毎年、県民の皆さまに住民税の中で納めていただいた「水と緑の森づくり税」を活用し、このようなボランティア団体などの活動を支援しております。
 皆さんの身の回りにある公園の整備や、保育園や学校の野外活動にもこの税金を活用しています。

(大島さん)
 バリトンさん、「水と緑の森づくり税」は、豊かな森林を県民みんなで支え、未来へ引き継いでいくために、平成20年に創設されたんですよ。
 7月15日には、森林に対する理解を深めていただくため「あきた水と緑の森林祭」を開催予定です。植樹活動、苗のプレゼント、木工体験など、楽しいイベントもありますよ。

(沓沢さん)
 最終的には(この場所を)キャンプ場とかそういうものにして観光地のような形で、温泉もあるし、スキー場もあるし、桜の花も、みんなで楽しめる場所になればなと思ってます。20年後、30年後が楽しみです。

(バリトンさん)
 秋田県民みんなの力で、地域の宝、豊かな森林を未来へ引き継いでいきたいすな。

インフォメーション1(若者と地域をつなぐプロジェクト事業 「国語・算数・理科・デザイン!」参加者募集中!)

 学生が考える地域活性化に向けた取組を応援するプロジェクトを実施します。
 地域を見つめ直し、地域とのつながりを実感してみませんか。
 学生の皆さまからのご応募をお待ちしております。

インフォメーション2(賞品総量「サキホコレ」1トン! 「サキホコレ」音頭大会 出場者募集)

 サキホコレのデビュー1周年を記念して、第2回サキホコレ音頭大会を開催します。
 優勝チームには、サキホコレ1年分をプレゼント。
 咲き誇る、笑顔と踊りで応援しましょう!

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 6月(気軽にクルーズ気分!フェリー秋田航路)

本編

(大島さん)
 今回はフェリーの運航管理をしている高橋 政志(たかはし まさし)さんに、「気軽にクルーズ気分!フェリー秋田航路」について聞きましたよ。

(バリトンさん)
 お、秋田港にフェリーがきたど。高橋さん、秋田航路について教えてけれっす。

(高橋さん)
 週6便北海道の苫小牧と新潟に運行しています。また、週末に福井県の敦賀港にまで延伸しております。秋田航路に入っている船は大型船なので、ホテルのようになってます。

(バリトンさん)
 移動しながら、のんびり過ごしたり宿泊できたり、いいっすな。お、船内かっこい。

(高橋さん)
 探索できるほどの広いスペースございますので、ゆっくりくつろげるというところがまず一つの利点です。大浴場やレストランなども備えておりますので、気軽にクルーズ気分、を味わえる航路となっております。

(バリトンさん)
 おいしいもの食べたり映画を見たり、フェリーの船内ってこんたに充実しているんだすな。
 スイートルームとか、豪華なお部屋もあって快適そうだすな。

(高橋さん)
 秋田航路は陸上からかなり近い海峡を航行しておりますので、男鹿半島とか、非常に景色が良くて、今、洋上風力が秋田にできていますので、海上から見る洋上風力っていうのも秋田ならではの楽しみなのかなとは思いますね。
 あとマイカーやバイクなど慣れ親しんだ自分の車と一緒に移動できますので、到着後、目的地に向かってすぐ移動できるというところもフェリーの魅力じゃないかと思います。

(大島さん)
 バリトンさん、県では人の往来や物流を活性化させるため、海上ネットワークを担うフェリー秋田航路での旅客・貨物の両面における利用の促進を図っているんですよ。

(高橋さん)
 6月から9月ぐらいまでは、比較的に海上穏やかですので、湖の上を走ってるような感じですので、夏休みの家族旅行など、ゆっくりとした船旅を考えられているお客様に、ご利用いただきたいと思っています。

(バリトンさん)
 フェリーさ乗れば、移動時間も旅の楽しみになるすな。

インフォメーション1(ケアラー・ヤングケアラーの相談窓口)

 家族の介護やお世話をするケアラーは特別な存在ではなく、誰もが成り得ます。
 県では、LINEとオンラインによるケアラーの相談窓口を開設しています。一人で抱えてしまう前に、相談してみませんか?

インフォメーション2(「通称ECOコン」CO2削減に関するアイディア実践コンテスト)

 大学生など若者を対象とした温室効果ガスの排出削減に関するアイディア実践コンテストを開催します。
 グループ・個人どちらの参加も可能です。たくさんのご応募をお待ちしております。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 5月(白神山地の楽しみ方)

本編

(大島さん)
 今回は「あきた白神認定ガイド」の高瀬 由里子(たかせ ゆりこ)さんに「白神山地の楽しみ方」を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 藤里町にある「森のえき」に来ました。
 もともと登山の経験がなかった高瀬さん。
 でも、白神山地に登ってみると、、、

(高瀬さん)
 きのことかゴロゴロした岩に苔むした感じとか感動してしまって、、、
 8000年の昔から世代交代を続けながら、環境をずっと保ち続けているっていうのが凄いなって、白神山地の魅力を多くの人に伝えるお手伝いが少しでもできればなと。

(バリトンさん)
 白神山地といえば、世界最大級のブナの原生林とそこで育まれる生態系が、世界自然遺産として登録されているんだすよな。でも気軽には行けない場所というイメージがあるすども。

(高瀬さん)
 確かに核心地域は入山も規制されています。ただ私たちのところから一番近い岳岱(だけだい)の森、そこはですね、核心地域と同じような環境を遊歩道の中を歩きながら、気軽に誰でも行けるようになっています。
 ガイドの話を聞きながら、森の姿を見ることによって、ああなるほどと思っていただくことができると思います。
 一番のおすすめは、ブナの森のハイキングなんですけれども、白神の楽しみ方って、それだけじゃないよなって思って。リバートレッキングとか椅子でゆっくりとくつろぐチェアリングとか、いろいろと提案しています。

(大島さん)
 バリトンさん、白神山地は今年の12月で世界自然遺産登録30周年を迎えるんですよ。
 県では、9月23日と24日に「記念シンポジウム」を開催し、白神山地の魅力・価値を伝えるイベントや現地散策を企画しています。

(高瀬さん)
 もっと多くの人に白神山地に触れていただきたいということと、あと子どもたちに自分の生まれた場所には、こういったすごいものがあるんだぞっていう、自慢の種にしてほしいなって思います。

(バリトンさん)
 白神山地を楽しみながら、みんなで大切にしていきてっすな。

インフォメーション1(秋田県内企業インターンシップ等オンライン紹介セミナー)

(大島さん)
 大学や短大、専修学校などの学生を対象に、「秋田県内企業インターンシップ等オンライン紹介セミナー」を開催します。
 さまざまな企業から、説明を受けることができる絶好の機会です。
 ぜひご参加ください。

インフォメーション2(5月は消費者月間です)

(大島さん)
 5月は消費者月間です。
 デジタル化により生活が便利になる一方で、ネット広告やSNSをきっかけとした消費者トラブルが発生しています。
 情報を見極め、正しく判断、行動する力を身に付けましょう。

(ページのトップに戻る)

あきたびじょんNEXT 2023 4月(健康な食事)

本編

(大島さん)
 今回は「洋食屋の店主 小川 晴資(おがわ せいし)さん」に「健康な食事」についてお話を聞きましたよ。

(バリトンさん)
 県内外で料理人として50年以上経験を積んできた小川さん。
 7年前にオープンしたこの店はなんた店なんだすか?

(店主)
 やっぱり気楽に入って、気楽に食べれる店でありたいと思うすね。
 あの構えることなく、それでいて、いやぁ何か、体になじんでいるなみたいなことを感じてもらえれば。

(バリトンさん)
 なるほどな。
 メニューを考えるときに大切にしていることはなんだすか?

(店主)
 「健康」をキーワードでやろうと思って。

(バリトンさん)
 小川さんが健康を意識し始めたのは、横手の発酵料理の店で、料理長をしていたときのこと。

(店主)
 その時々の出たものの素材を楽しんで食べて、素材の味が強ければ強いほど、何もいらないす。んで、塩気いらなくなる。

(バリトンさん)
 旬の食材の素材の味にこだわっているんだすな。
 酒かすを入れてうまみをプラスして、塩分を抑える工夫もしているんだすと。
 他にも健康な食事のポイントはあるすか?

(店主)
 野菜はたっぷりです。カレーは粉使ってないから、ジャガイモとかカボチャ、それにタマネギが入るにんじんが入る、何でもかんでもコトコトコトやるから野菜のポタージュなんですよね。
 ここへ来るお客さん、野菜がいっぱいで助かる、野菜取るときないからって言うんだよな。

(大島さん)
 バリトンさん、県では、「秋田スタイル健康な食事」を推奨しています。「減塩」と「プラス野菜・果物」に配慮した食事で、健康寿命日本一を目指しているんですよ。
 認証制度も設けていて、小川さんのお店を含め、現在、26店舗112のメニューが登録されています。

(店主)
 健康に気遣いしてああ、じゃあ、それおれにもちょっと教えて、みたいな。
 そんな感じで広がればいいです。

(バリトンさん)
 よし、おれも「減塩」「プラス野菜・果物」で、「秋田スタイル健康な食事」を意識してみるど。

インフォメーション1(障害者手帳のデジタル化)

(大島さん)
 障害のある方が公共施設で利用料金の減免を受ける際などに、スマホ用のアプリで本人確認ができるようになりました。
 詳しくは、各施設へお問い合わせください。

インフォメーション2(縄文世界をデジタル技術で体感)

(大島さん)
 鹿角市の大湯ストーンサークル館では、3DCGやARなどの最新デジタル技術による映像体験プログラムを導入しました。
 映像を通して世界文化遺産「大湯環状列石」の魅力を体感しましょう。

(ページのトップに戻る)

※「あきたびじょんNEXT」の動画はこちらからご覧いただけます