特定都市河川とは

 気候変動により水害が激甚化・頻発化する中、通常の河川改修のみの対策では浸水被害の防止を図ることが困難となってきている状況を踏まえ、土地利用規制等のソフト対策も一体となった総合的な浸水被害対策を推進する河川とその流域。

雄物川下流域における特定都市河川の取り組み

 令和5年7月の梅雨前線による大雨によって、甚大な被害が発生した雄物川下流域では、流域の関係者で構成する雄物川圏域流域治水協議会「下流圏域分科会」において、水害を軽減させる治水対策の一つとして、特定都市河川制度を活用した取り組みを検討してきました。

 秋田県では、雄物川下流域の内、秋田市中心部を流れる旧雄物川流域の6河川(旧雄物川、旭川、太平川、猿田川、草生津川、新城川)について、特定都市河川の指定手続きを行うこととし、指定に向けたロードマップ及び今後のスケジュールを以下のとおり定めました。

特定都市河川のロードマップ

 ※内容は関係機関との調整等により変更することがあります。

 ロードマップ

                

今後のスケジュール

  令和6年 7月~ :住民等への周知・広報
  令和6年11月頃 :特定都市河川及び特定都市河川流域の指定(予定)
  
  * 住民等を対象とした特定都市河川制度に関する説明会の開催スケジュールについてはこちらを参照してください。

旧雄物川流域の特定都市河川指定に向けて手続きを行います

 県では、特定都市河川浸水被害対策法(以下、「法」という)に基づき、旧雄物川流域6河川(旧雄物川、旭川、太平川、猿田川、草生津川、新城川)の「特定都市河川」指定及び旧雄物川流域の「特定都市河川流域」指定に向けて、関係者(※)へ事前の意見聴取を開始しました。 ※秋田市長及び秋田市上下水道事業管理者
 
 意見聴取の内容は、以下のとおりです。

特定都市河川及び特定都市河川流域の指定(法定意見聴取実施中)

 ○ 旧雄物川流域の指定
    今回指定河川(予定): 旧雄物川、旭川、太平川、猿田川、草生津川、新城川
 
    特定都市河川及び特定都市河川流域の指定区間(案)(PDF [31KB]
 
    特定都市河川流域図(案)(PDF [1049KB]
  
 ○ 旧雄物川流域の指定に関する概要等: 特定都市河川広報リーフレット(PDF [578KB] 

関連リンク

 ○ 旧雄物川流域における雨水浸透阻害行為の許可・申請等
 
 
 ○ 特定都市河川制度の紹介