※「参考(業務改善助成金)」欄について修正しました(2025年12月17日)。

「秋田労働局 助成金説明会」のご案内を追加しました。県の「賃上げ緊急支援金」についても詳しく解説されますので、ぜひご参加ください(2025年12月24日)。⇐NEW‼

※「参考(生産性向上等に関する相談について)」欄を追加しました(2025年12月24日)。⇐NEW!!

 

▼賃上げ緊急支援事務局のウェブサイトはこちら▼

https://akita-chinage.jp

 

 県では、最低賃金の大幅な引き上げにより大きな影響を受ける中小企業等の負担の激変を緩和するため、緊急的な措置として支援金を支給します。

 概要については以下のとおりで、申請の受付は、令和8年1月からを予定しています。

 詳細については決まり次第、こちらのページでお知らせします。  

 

 

支援対象者

(1)法人:公共法人、宗教法人以外の法人で、中小企業(※)に該当するもの、または準ずるもの(公益法人、協同組合等を含む)

(2)個人:税務署に開業届出書を提出し、従業員を1名以上雇用して事業を行っている者 

※中小企業とは、以下の表の「資本金等」又は「従業員数」のいずれか一方を満たす企業のことを指します。

業種 資本金等の総額 常時使用する従業員数
製造業、建設業、運輸業、その他の業種 3億円以下 300人以下
卸売業 1億円以下 100人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下

◎どの業種に当てはまるかご不明な場合は、中小企業庁HP(中小企業の定義に関するよくある質問 | 中小企業庁)をご参照ください。

支援要件

令和7年8月25日から令和8年3月31日までの間に、時間額1,000円以下の従業員を1,031円以上に引き上げること

支給額

(1)週所定労働時間が30時間以上の正規雇用労働者:1人あたり5万円

(2)週所定労働時間が20時間以上30時間未満の正規雇用労働者:1人あたり3万円

(3)非正規雇用労働者:1人あたり3万円

※非正規雇用労働者の場合、週所定労働時間が20時間以上である必要があります。

※申請後、1年間は雇用を継続する見込みである必要があります。

限度額

1事業所(※)あたり上限50万円

※事業所とは、事務所(本社、支社、営業所など)、店舗、工場などを指します。

受付期間

令和8年1月~令和8年6月(予定)

申請

電子申請または郵送(予定)

提出書類(予定)

・申請書
・支給対象従業員一覧
・登記簿謄本(法人の場合)
・直近の確定申告書の写し(個人の場合)
・労働条件(変更)通知書の写し
・賃金台帳の写し
 
※その他、提出書類を求める場合があります。
※申請時に、改めてこのページ等でご確認ください。

詳細

チラシ [292KB]

要綱 [755KB]

Q&A(随時、更新していきます)

※Q&Aの内容は現時点のものであり、今後変更する可能性があります。申請時に改めてご確認ください。

Q1:8月24日時点で時給960円の従業員を、10月1日に1,000円に賃上げし、この後、3月31日までの間に1,031円以上に引き上げようと考えています。この従業員は、賃上げ支援金の対象になりますか。

A1:なります。比較する起点は、8月24日時点の時給になります。

 

Q2:国のキャリアアップ助成金(賃金規程等改定コース)等、他の賃上げ支援制度との併用はできますか?

A2:同一の従業員に対する併用はできません。したがって、ある従業員には「賃上げ緊急支援金」、別の従業員に対しては「キャリアアップ助成金」、という活用方法であれば併用も可能です。これに限らず、従業員の給料に対する国や県の支援制度との併用も同様に考えます。また、「業務改善助成金」のように、給料ではなく施設整備への支援制度との併用は可能です。

 

◎その他のQ&Aにつきましては、こちら [262KB]をご覧ください。

 ↓項目ごとのQ&Aについては、以下からもご覧いただけます↓

 (1)要件について [93KB]

 (2)支援対象事業者について [105KB]

 (3)支給対象従業員について [192KB]

 (4)申請内容について [52KB]

 (5)申請時の添付資料について [94KB]

 ★変更履歴 [51KB]

※令和7年12月10日 Q&Aの内容を更新しました(下線部分)。

参考(関連する県のポータルサイト)

価格転嫁の円滑化に向けたポータルサイト

 県では、価格転嫁の円滑化に向けた情報をまとめたポータルサイトを開設しました。今後も持続的な賃上げを行っていくには、適切に価格転嫁を実現することが重要です。

 秋田県 価格転嫁の円滑化に向けたポータルサイト

 

参考(生産性向上等に関する相談について)

秋田県中小企業団体中央会

 賃上げ緊急支援事業を受託している秋田県中小企業団体中央会では、生産性向上などの各種の補助金・助成金の活用方法について、相談を受けています。

 お悩みのことがありましたら、こちらまでご相談ください。

 電話番号 018-863-8701

 HP https://www.chuokai-akita.or.jp/

秋田県よろず支援拠点

 秋田県よろず支援拠点(あきた企業活性化センター内)では、生産性の向上を始めとする経営上の様々な相談に、各分野の専門家が無料で対応します。経営改善に向けたはじめの一歩として、ご相談ください。

 電話番号 018-860-5605

 HP https://akita-yorozu.go.jp/about/

 

参考(関連する国の助成金)

「賃上げ」支援助成金パッケージ

 厚生労働省では、生産性向上(設備・人への投資等)や、非正規雇用労働者の処遇改善、より高い処遇への労働移動等を通じ、労働市場全体の「賃上げ」を支援しています。各助成金を一覧で見ることができますので、貴社にぴったりの助成金を探してみてください。

  「賃上げ」支援助成金パッケージ(厚生労働省HP)

  秋田労働局版「賃上げ」支援助成金パッケージのリーフレット(令和7年9月) 

 

 「賃上げ」と「設備投資」をお考えの事業主の皆さまは、以下の助成金の活用もぜひご検討ください。

「業務改善助成金」

 業務改善助成金とは、事業場内の最低賃金を引き上げ、設備投資等を行った中小企業に、その費用の一部を助成するものです。中小企業で働く労働者の賃金引き上げのための生産性向上の取組が支援対象となります。

(例えば、自動食器洗浄機が75~80%の助成を受けて導入できます。ただし、賃上げ幅・人数によって助成金額の上限があります。詳しくはこちらをご覧ください(秋田労働局HPへ遷移します)。)

 お問い合わせ先:秋田労働局 雇用環境・均等室(018-862-6684)

 秋田労働局版「業務改善助成金」のリーフレット(令和7年9月)

 

「年収の壁・支援強化パッケージ」

  厚生労働省では、人手不足への対応が急務となる中で、短時間労働者が「年収の壁」を意識せず働くことができる環境を整備するため、当面の対応として「支援強化パッケージ」に取り組んでいます。

 年収の壁・支援強化パッケージ(厚生労働省HP)

 

「賃上げ」による「年収の壁」にお悩みの事業主の皆さまは、以下の助成金の活用をぜひご検討ください。

・「キャリアアップ助成金(短時間労働者労働時間延長支援コース)」

  キャリアアップ助成金(短時間労働者労働時間延長支援コース)は、年収130万円程度で働く労働者を念頭に、労働時間を延長して被用者保険を適用した際に、労働者の手取り収入を減らさないよう、令和7年7月1日から新設されたコースです。詳しくはこちらをご覧ください(厚生労働省HPへ遷移します)。)

 お問い合わせ先:秋田労働局 職業安定部 訓練課(018-883-0006)

 キャリアアップ助成金(短時間労働者労働時間延長支援コース)のご案内(リーフレット)