現状と評価

2の重点分野における3つの目標指標(健康指標、行動指標、環境指標)の状況

 12の重点分野

  1. 栄養・食生活
  2. 身体活動・運動
  3. 休 養
  4. 心の健康づくり
  5. 自殺予防
  6. たばこ
  7. アルコール
  8. 歯の健康
  9. 糖尿病
  10. 脳血管疾患
  11. 心疾患
  12. がん

3つの目標指数

  • 健康指標:56%以上で改善
  • 行動指標:52%以上で改善
  • 環境指標:81%以上で改善

合計:60%以上で改善

具体例 基準値 現状値 目標値 評価
具体例でみる現状と評価 
・肥満(BMI25.0以上)者の割合 成人男性59歳以下 30.4% 31.3% 15.0% 悪化
・食塩摂取量(1人1日あたりの平均) 成人男性 13.9g 13.3g 10.0g 改善
・睡眠によって休養が十分取れた者 69.0% 66.4% 80.0% 悪化
・自殺者数(総数) 486人 452人 330人 改善
・個別健康教育(喫煙)実施市町村 7.2% 31.0% 100% 改善
・12歳児におけるDMF歯数(むし歯の本数) 3.91本 2.87本 2.00本 改善
・個別健康教育(糖尿病)実施市町村 10.1% 47.6% 100% 改善
・脳血管疾患による死亡者(年齢調整死亡率) 男性 107.3 81.2 減少 改善
・がんによる死亡者(年齢調整死亡率) 男性 237.7 218.5 減少 改善

今後の取組に対する提言等:対策の重点化

一次予防(生活習慣の改善による健康づくり、疾病予防)

  • 肥満者の割合、若い女性の「やせ」の割合の改善が必要
  • 食塩の摂取量の一層の改善が必要
  • たばこの健康に与える影響の啓発が必要
  • 多くの生活習慣病に幅広く影響を及ぼす糖尿病の予防が必要

二次予防(疾病の早期発見、早期治療)

  • 基本健診、がん検診の受診率の一層の向上が必要

疾病の発症、死亡者等の減少

※ 依然として全国との格差が大きいため、一層の改善が必要

  • 自殺者の減少
  • むし歯の本数の減少
  • がん、脳血管疾患、心疾患などの生活習慣病による死亡者の減少

指標全体の70%以上で改善、目標の達成を目指す