9月1日は「大腸がん検診の日」です!~早期発見のために、年1回の定期的な検診を~
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大腸がんは、わが国において罹患者数が最も多く、死亡者数でも上位を占める、非常に身近ながんです。
しかし、早期に発見し、適切な治療を行えば、9割以上が治ります※
毎年9月1日は「大腸がん検診の日」です。この機会に、ご自身のため、そして大切なご家族のために、大腸がん検診や健康管理について考えてみませんか?
※ここでいう「早期」とは、がんの進行度を0~Ⅳ期に区分した病期分類(TNM分類)におけるⅠ期を意味します(Ⅳ期に近いほどがんが進行している状態)。
※2014-2015年院内がん登録5年生存率報告におけるネット・サバイバル(純生存率)は91.1%。
※ここでいう「治る」とは、診断時から5年後に生存している状態を示します。
1.「大腸がん検診の日」とは?
NPO法人ブレイブサークル運営委員会が、大腸がんの早期発見・早期治療の大切さを広く知ってもらうために制定した記念日です。 秋田県では、県民の皆様のがんによる死亡を減少させるため、市町村と連携して、大腸がんをはじめとするがん検診の受診を強く推奨しています。
【関連サイト】
がん検診を受けよう(ウェブサイト 秋田健)
NPO法人ブレイブサークル運営委員会ウェブサイト
2.なぜ「年1回」の検診が必要なの?
- 大腸がんは、初期段階では自覚症状がほとんどありません。「便に血が混じる」「便が細くなる」「おなかが張る」などの症状に気づいたときには、がんが進行しているケースもあります。
- がんやポリープがあっても、常に出血しているとは限りません。たまたま「陰性(異常なし)」となる場合もあります。
- だからこそ、検診は毎年受けて病気に備えることが大切です。
3.大腸がん検診の概要(国の指針)
国の指針(がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指検指針)において、大腸がん検診は以下のように定められています。
- 対象者:40歳以上
- 受診間隔:年1回
- 検査項目:問診および便潜血検査(提出日に合わせ2日分の便をとる簡単な検査です。痛みも食事制限もありません。)
※がん検診は、お住まいの市町村やお勤め先、人間ドック等で受けることができます。対象年齢、受診方法、検査費用などの詳細は、お勤め先やお住まいの市町村の「がん検診担当窓口」にお問い合わせください
【関連サイト】
がん検診担当窓口一覧(ウェブサイト 秋田健)
4.検診の結果「要精密検査」となった方へ
大腸がん検診を受けて、結果が「要精密検査」となった場合の疑問や不安について、Q&A形式で解説します。
決して放置せず、必ず精密検査を受けてください。
Q1 「要精密検査」とはどういう意味ですか?
便潜血検査で、2日分の便のうちいずれか1日でも「陽性(便に微量の血が混ざっている)」と判定された状態を指します。大腸のなかにがんやポリープがあると、便とこすれて出血することがあるため、出血の原因を明らかにするために、より詳しい検査(精密検査)を受ける必要があります。
Q2 症状が全くない場合や、痔がある場合でも、検査を受ける必要がありますか?
早期の大腸がんは無症状の場合が多く、「痔のせい」「多量のお酒や辛い食べ物のせい」などの思い込みは、大腸がんの発見が遅れる可能性があり大変危険です。
確実に精密検査を受けることが、ご自身の健康と大切な命を守ることに直結します。
Q3 精密検査はどこで、どのように受ければよいですか?
お住まいの市町村や検診機関から届く以下の書類等を持参し、速やかに受診してください。
受診時の持ち物
- 結果通知書
- 精検依頼書
- 健康保険証
受診する医療機関
- 市町村の検診で「要精密検査」となった方
結果通知書と一緒に医療機関名簿が同封されています。お手元にない場合は、お住まいの市町村のがん検診担当窓口でご確認いただけます。
- 職場の検診で「要精密検査」となった方
結果通知書に医療機関名簿が同封されていない場合が多いので、お勤め先の健康管理担当部署にお問い合わせいただくか、お住まいの市町村のがん検診担当窓口へお問い合わせください。
また、最寄りの消化器内科やかかりつけ医等の医療機関に「大腸がん検診の精密検査を受けられるか」を直接ご相談いただくことも可能です。
受診のコツ
- 精密検査を受ける前に、必ず希望する医療機関に「大腸がん検診で要精密検査になった」旨をお伝えいただき、予約をしてください。前日の食事制限や、事前の下剤処方など、検査に向けた準備や説明が必要となるためです。
Q4 精密検査では、どのような検査をするのですか?
全大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
検査台に横になり、肛門から内視鏡を入れて、大腸の中に異常がないか詳しく検査します。
お尻にスリットの入った検査着をはくので、恥ずかしくありません。
ポリープが見つかった場合、検査中に切除することがあります。これにより、将来の大腸がん発症を減らす効果が期待できます。
※全大腸内視鏡検査が困難な場合は、S状結腸内視鏡検査と注腸X線検査の併用などがあります。
※検査手順や治療は医療機関によって異なります。
【関連サイト】
精密検査(全大腸内視鏡)体験談(NPO法人ブレイブサークル運営委員会ウェブサイト)