「ソウゾウの森大会議2025」の開催について
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秋田県立大学、国際教養大学及び秋田公立美術大学の連携プロジェクト、「森の価値変換を通じた、自律した豊かさの実現拠点」(※)の一環として、県内各地で開催された「ソウゾウの森会議」で芽生えたアイデアや想いが出会い、混ざりあって新しいソウゾウにつなげていく場である「ソウゾウの森大会議」が開催されますのでお知らせします。
「ソウゾウの森会議」は、自分らしい生き方を想像し、秋田という風土のなかで暮らし方と働き方を創造する人々が集う場です。
※国立研究開発法人科学技術振興機構(通称:JST)の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT」の「地域共創分野・本格型」を活用して実施。
秋田県立大学、国際教養大学、秋田公立美術大学の県内公立3大学がそれぞれの強みを活かし、民間資金や技術、人材を取り込みながら、秋田の豊かな森林資源に新たな価値を生み出す様々な研究開発を加速度的に推進していきます。
1.日時
令和7年12月13日(土曜日)13時00分~18時00分
第1部
12時15分 受付開始
13時00分~13時10分 オープニング
13時10分~13時40分 アイスブレイク「わたしの年輪、わたしたちの森」
13時40分~14時00分 プレゼンテーション「混ざり合う森の先―2025年のソウゾウの森会議」
14時00分~14時35分 セッション1「実りの森―これまでの歩みを振り返る」
14時35分~14時45分 グループワーク1「感想シェアと新たなテーマ」
第2部
15時00分~16時10分 セッション2「となりの森―同質性と差異について考える」
16時10分~17時45分 グループワーク2「ソウゾウの森から生まれる、私たちのテーマ」
17時45分~18時00分 クロージング
2.会場
会場名:秋田市文化創造館 2F スタジオA
住所:秋田県秋田市千秋明徳町3-16
https://akitacc.jp/アクセス:
・徒歩でお越しの場合
JR「秋田駅」西口から徒歩約10分
・バスでお越しの場合
秋田中央交通「千秋公園入口」下車徒歩約5分
中心市街地循環バス(ぐるる)「ミルハス前」下車すぐ
・お車でお越しの場合
駐車場はありませんので近隣の有料駐車場をご利用ください
あきた芸術劇場ミルハス駐車場
エリアなかいち駐車場
3.内容
2025年は、秋田市豊岩、仙北市田沢湖、秋田市雄和、五城目町において計4回、ソウゾウの森会議が開催されました。
「自然観光の持続性」「どうする?“うちの山”」「小商いから見つめる地域の未来」といったテーマについて、参加者とゲストが一緒になって考える時間となりました。
こうした2025年度のソウゾウの森会議を振り返りつつ、次年度からの具体的なプロジェクトテーマとチームづくりを実施するべく、「ソウゾウの森大会議2025」が開催されます。
これまでの会議を通じて、出会い、混ざり合ってきた個人個人が集まり、それぞれの方向に向かって”走り出す”。そんな出発点となる大会議です。初めて参加される方も大歓迎です!
・テーマ:「ソウゾウの森、走り出す」
・問い:2022年からはじまったソウゾウの森会議。秋田全域を訪ね、土地ごと風土に触れ、自分らしい暮らし方と働き方に関する対話を重ねてきた。こうして生まれたソウゾウの森というネットワークから、どんなテーマが生まれ、プロジェクトとして走り出すだろうか。仲間と共にソウゾウしよう。
・プログラム
【アイスブレイク:私がつくる、私たちの森】
国内外でアートプロジェクトに関わる芦立さんのファシリテートのもと、これまで暮らした場所や訪れた地域を思い起こし、あなた自身の視点を共有します。一本の木が森になるように、参加者1人1人の記憶や考えが集まり、一体感が生まれるアイスブレイクです。
<ファシリテーター>
芦立さやか 氏(アートコーディネーター/秋田市文化創造館ディレクター)
【プレゼンテーション:混ざり合う森の先―2025年のソウゾウの森会議】
今年のソウゾウの森会議は、秋田市豊岩、仙北市田沢湖、秋田市雄和、五城目町と、県内4箇所で開催されました。どのようなテーマで、どんなゲストと一緒に、どんなことが話されたのか。主催者たちはどんな思いを持っていたのか。大会議2024「混ざり合う森」から生まれてきた、今年度のソウゾウの森会議を振り返ります。
<登壇者>
工藤尚悟 氏(国際教養大学 准教授)
東風平蒔人 氏(株式会社遊名人 代表取締役)
伊藤良太 氏(健康の森 プロジェクトリーダー)
石岡香澄 氏(一般社団法人ドチャベンジャーズ 理事)
【セッション1:実りの森―これまでの歩みを振り返る】
2022年11月の第1回会議から、これまでに20回、ソウゾウの森会議が開催されてきました。秋田全域をキャラバンしながら、その土地ごとの風土を体験し、多様なゲストのトークに触れ、参加者たちと一緒に語り合う時間が積み重なってきています。「森の価値変換を通じた、自律的な豊かさの実現」を目指すCOI-NEXT秋田拠点が、秋田の人々と対話する場としても機能してきました。過去の20回を通じ、私たちはどんな気づきや学びを得てきたのでしょうか。そして、どんな行動が芽吹いてきたのでしょうか。これまでのソウゾウの森の実について語り合います。
<登壇者>
江南綾絃 氏(香りのブランド「森と、」/能代市地域おこし協力隊)
國重咲季 氏(にかほ市地域プロジェクトマネージャー)
金陽子 氏(田舎の長男の嫁・3児の母)
松永祥次郎 氏(東北物産株式会社 新規事業開発部 プロジェクトリーダー)
<ファシリテーター>
工藤尚悟 氏(国際教養大学 准教授)
【グループワーク1:感想シェアと新たなテーマ】
第1部のプレゼンテーションとトークセッションに対する感想をグループで共有しながら、ソウゾウの森の仲間たちと一緒に取り組みたいテーマを考える時間です。
【セッション2:となりの森―同質性と差異について考える】
ゲストに大野佳祐さんと矢野直子さんをお迎えし、二人が関わってきた地域や企業での取り組みをお伺いします。人口約二千人の海士町がなぜ注目されるのか、無印良品のどんなプロセスが企業文化を構築するのか。異なるフィールドで活動される二人の実践は、それぞれが「自律した状態」をどのように築いてきたかを示す貴重な事例です。そしてそれは、私たちがこれまで育んできたソウゾウの森会議とも響き合うものです。秋田との同質性と差異を議論することで、よりしなやかな関係性や豊かさを築くヒントを見つけましょう。
<登壇者>
大野佳祐 氏(AMAホールディングス株式会社 代表取締役)
矢野直子 氏(積水ハウス株式会社 業務役員/R&D本部 デザイン設計部長)
<ファシリテーター>
林千晶 氏(株式会社Q0 代表取締役)
【グループワーク2:ソウゾウの森から生まれる、私たちのテーマ】
ソウゾウの森会議は次年度から、より参加者一人ひとりの主体性に重きをおいた形態へと進化していきます。参加者の皆さん一人ひとり「やりたい」、「大事なことだと思う」、「応援したい」という気持ちがこもったテーマを出発点に、それを推進するコアメンバーと応援するサポーターがチームを組み、(1)テーマに取り組む動機や理由、(2)目標設定、(3)ありたい状態に至るまでのプロセス、を描きます。
4.参加費
無料
5.定員
100名
6.参加申込方法
次のURLよりお申し込みください。
・「ソウゾウの森大会議 2025」を開催します(情報発信サイト「ソウゾウの森」)
7.お問い合わせ先
国際教養大学
応用国際教養教育推進課
MAIL:research@aiu.ac.jp
TEL:018-886-5905
8.その他
秋田 COI-NEXT拠点 ソウゾウの森会議
主催:公立大学法人国際教養大学
共催:株式会社Q0
連携:公立大学法人秋田県立大学、公立大学法人秋田公立美術大