平成11年7月に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(化学物質排出把握管理促進法)に基づき導入された「PRTR制度」(化学物質排出移動量届出制度)により、事業者は、人の健康や生態系に影響を及ぼすおそれのある化学物質について、毎年度、環境への排出量や廃棄物に含まれて移動する量を把握し、都道府県を通じて国へ届出することとなっています。
 国において令和元年度の化学物質の排出量・移動量の集計結果が公表されましたので、秋田県の状況についてお知らせします。

1 届出排出量・届出移動量

 事業者から届出があった排出量と移動量の合計は4,532トンであり、全国で26番目に多い排出量・移動量となりました。前年度と比較すると、123トンの減少となっており、事業所内での埋め立て処分量の減少が主な要因となっています。
 届出排出量は2,355トンであり、全国で23番目に多い排出量となっています。前年度と比較すると717トン減少しています。
 届出移動量は2,177トンであり、全国で27番目に多い移動量となっています。前年度と比較すると594トン増加しています。

届出排出量・届出移動量の表
  届出事業所数 届出排出量(トン) 届出移動量(トン) 合計(トン)
平成30年度 462 3,072 1,583 4,655
令和元年度 456 2,355

2,177

4,532
増減 △6 △717 594 △123

2 届出外排出量(届出要件に該当しない事業所等からの排出量)

 国が推計した届出対象外の排出量は、2,139トンとなっており、前年度と比較して、271トン減少しました。(前年度2,410トン)

3 その他

全国の集計結果は、環境省及び経済産業省のホームページに掲載されています。

ダウンロード

令和元年度化学物質排出量・移動量の集計結果
令和元年度届出排出量・届出移動量市町村別一覧表
令和元年度届出排出量・届出移動量市町村別一覧表

本ページへ掲載されているデータはオープンデータです。オープンデータの利用規約は次のページから御覧ください。