本県では、ごみの排出量や食品ロス量が全国平均を上回っており、令和3年3月に「第4次秋田県循環型社会形成推進基本計画」を策定し、3Rの推進に取り組んでいます。
 また、国内では、プラスチック資源循環法が令和4年4月に施行されるとともに、令和6年8月に国の第5次循環型社会形成推進基本計画において資源生産性・循環率を高める取組を一段と強化し、「循環経済(サーキュラーエコノミー)」への移行を推進することが閣議決定されるなど、持続可能な資源循環の仕組みづくりが加速しています。
 
 こうした状況を踏まえ、県では、プラスチックごみを対象とした資源循環モデルの構築と社会実装に向け、大仙市及び美郷町の全域で実証試験を行うなどの支援を行ってきました。
 令和6年11月29日、大仙市及び美郷町の「再商品化計画」が県内初となる環境大臣・経済産業大臣の認定を受け、令和7年度より、2市町の全域において、プラスチック容器包装廃棄物とそれ以外のプラスチック使用製品廃棄物の一括回収が始まります。
 

 


 県内市町村における更なる取組の促進を図るため、この度、令和6年度に実施した実証試験等に係る調査結果をお知らせします。

プラスチックごみの資源循環モデル整備事業に係る調査結果(令和6年度)

プラスチックごみの資源循環モデル整備事業報告書(令和7年3月)