プーチンロシア大統領への秋田犬の贈呈について
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贈呈の経緯
昨年の東日本大震災の際のロシアからの被災地支援に対する東北の一員としての御礼と5月のプーチン大統領の就任の御祝いの意を込めて、大変な愛犬家として名高い大統領に秋田犬を贈呈させていただくこととしました。
6月18日にメキシコで開催された日ロ首脳会談において、野田首相から大統領に対し、本県から秋田犬を贈呈する旨を表明いただき、大統領から快諾を得たものです。
こうしたことから、平成24年7月27日午後11時に、モスクワ市シェレメチェボ空港貴賓室において、ロシア大統領府関係者に、秋田犬をお渡ししました。
この際に、「秋田県は秋田港からウラジオストク港へのコンテナ航路とシベリア鉄道を活用して貨物を輸送する「シーアンドレール構想」にも取り組んでおり、今回の秋田犬の贈呈を一つの契機として、今後、ロシアとの一層の交流拡大を図りたい。」とする知事のメッセージを発表しました。
贈呈する秋田犬については、公益社団法人秋田犬保存会に協力を要請し、牝の子犬1頭を本県に寄贈していただきました。
※飛行機内や空港内での「ゆめ」ちゃんのエピソードは、ダウンロードファイル「「ゆめ」ちゃんの様子」をご覧ください。(文書のみです。)
※知事のメッセージ全文については、ダウンロードファイル「知事のメッセージ(平成24年7月27日)」 をご覧ください。
大統領へ贈呈した子犬のプロフィール
犬名
「ゆめ」(日本語・ひらがな)
命名経緯
外務省を通じてロシア政府から、プーチンロシア大統領ご自身が決定されたとの連絡があったもの。
「夢」はロシア語では「メチタ」ですが、「ゆめ」という発音がロシア語でも語感が良いということで、日本語の「ゆめ」のままで決定。
品種
秋田犬
生年月日
平成24年4月24日生まれ
牝・牡
牝(メス)
毛色
赤毛
体格
体長(50㎝)、体高(37㎝)、体重(8㎏)
父犬・母犬
父犬「好古号」、母犬「優姫号」
飼い主
畠山 正二 氏(秋田県大館市)
天然記念物 秋田犬の特徴
- 立耳、巻尾、他の日本犬より大きいこと。
- 体躯は均斉がとれて、骨格が頑丈である。
- 牡(オス)の体高66.7cm、体重30kg以上。
牝(メス)の体高60.6cm、体重25~30kg。 - 短く引き締まった胴、太い首に大きな顔、垂直に突き立った四肢、線と大きさからの感じは、男性的な剛健素朴の感がある。
- 威風堂々たる体躯と、きりっと引き締まった風貌が魅力である。
- 飼主に忠順であること。
(「ゆめ」ちゃん。平成24年7月23日撮影)
プーチンロシア大統領へ贈呈する秋田犬の寄贈式
7月23日に、大事にされている貴重な子犬を快く寄贈していただいた飼い主の畠山様、秋田犬保存会に対し、佐竹知事から感謝状を贈呈しました。