出展ブースの様子
出展ブースの様子

 県では、「秋田県東南アジア経済・観光交流連絡デスク」を通じ、令和元年6月にタイ・バンコクで開催されたタイでビジネス展開を図る日系を主とするアジアの製造企業と、タイの製造企業が集まるマッチングイベント「Mfair Bangkok 2019 ものづくり商談会」へ、県内企業のタイ現地法人が出展する支援を行いました。
 今年で6回目の開催となる本商談会には製造企業124社が出展し、開催期間中の3日間で来場者数は約12,000人、商談件数は3,430件にのぼりました。
 同社は平成27年に設立され、粉末成形、射出成形及びプレス金型の設計・製作・販売等の事業を行っており、県では平成29度から同社に対する専門家派遣等の支援を行っています。この商談会への出展は初めてでしたが、開催期間中は事前予約のあった商談の実施のみならず飛び込みでの商談も行われたほか、商談会終了後も同社への視察や見積依頼の連絡が入るなど、想定以上の反響があり今後のタイでの事業に期待の持てる成果がありました。
 今回の商談会での結果や、設立から4期目となりタイ人従業員の技術力が向上し、営業活動を強化する段階に入ったことを踏まえ、今後も県内貿易機関等と連携し、同社をはじめタイでのビジネスを希望する企業を県として引き続き支援してまいります。