農道の種類
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- 農道整備事業が創設された昭和40年度以来、農業生産の近代化、農業生産物等の流通の合理化及び農村環境の改善を図るため、県の主要事業に位置付けて推進してきたところですが、平成 22年度 までに1,153地区が完了し、2,168kmの農道が整備されています。
- 県営農道については、基幹的な県営農道がほぼ全県に網羅されたと考えられ、平成17年度以降は新規要望地区がなかったことから、平成19年度にすべて完了となっています。
- 市町村営事業による農道整備や、ほ場整備事業における幹線的な農道の整備は、今後も継続されます。
- 現在の農道事業を実施するための体系は概略で次のとおりです。
広域営農団地農道整備事業(通称:広域農道)
広域営農団地育成対策の一環として、広域営農団地整備計画に基づき、団地内の農地や農業用施設を有機的効率的に運営するため、農道網の基幹となる農道を整備し、農業生産の近代化や高生産性農業の展開と農村の生活環境の改善を図る事業です。
【広域農道・雄平東部地区(横手市)】県南の横手市の小高いリンゴ園から眺めています。手前は樹園地内の農道で、遠くにS字カーブなって見えるのが広域農道です。田んぼ、畑、樹園地、草地などを結び地域流通の中心的基盤となっています。
一般農道農道整備事業
広域関連農道整備事業
広域農道を補完し、広域営農団地内の農道網を一体的に整備し、農業生産の近代化、農産物流通の合理化並びに農村の生活環境の改善を図る事業です。
過疎基幹農道整備事業・山村基幹農道整備事業
過疎地域活性化計画に基づいて行う過疎基幹農道整備と、山村振興対策の一環として、山村振興計画に基づき行う山村基幹農道整備により、基幹的な農道を整備し農業生産の近代化、農産物流通の合理化並びに農村の生活環境の改善を図る事業です。
基幹舗装農道事業
農道網の基幹的となる既設農道を舗装整備し、農業生産の近代化、農産物流通の合理化並びに農村の生活環境の改善を図る事業です。
農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業(通称:農免農道)
農林漁業用揮発油税の免税身替わり措置の一環として、基幹的農道を整備し農業生産の近代化、農業生産物の流通の合理化並びに農村の生活環境の改善を図る事業です。
ふるさと農道緊急整備事業
農村地域における営農の合理化と生活環境の改善を図るために、地域の重点対策として要望されている集落間や集落と農業施設等に連結する農道を緊急に整備するものであり、総務省と農林水産省が連携し地方単独事業として推進する5年間の時限事業です。