画像 : 河川イメージ帯

秋田県を流れる河川は、県、国が管理する河川として、雄物川、米代川、子吉川の一級水系301河川、馬場目川などの二級水系51河川で合計352の川にのぼり、総延長は3,185kmになります。

 

1級河川

県内の1級水系は、県北部を東西に流れる米代川、県南東部から中央部に位置する雄物川、県南画像 : 河川イメージ部の日本海側に位置する子吉川の3水系があります。

米代川は、青森、岩手県境の中岳に源を発し、大湯川などの支川を合わせながら、大館盆地を貫流し、阿仁川、藤琴川等の支川と合流したのち、能代市にて日本海に注ぎます。
米代川流域は、秋田県、青森県及び岩手県の3県にまたがり、東県境の奥羽山脈、北方青森県境の田代岳、南の太平山、森吉山に囲まれており、秋田県と青森県にまたがる白神山地では、世界最大級の規模でブナの原生林が分布し、貴重な自然の宝庫として世界遺産として登録されています。

雄物川は、山形県境の大仙山に源を発し、皆瀬川、横手川、玉川などの支川を合わせながら、横手盆地、秋田平野を経て、秋田市において旧雄物川を分派し日本海に注ぎます。
雄物川流域は、東県境の奥羽山脈、西の出羽山地、北の太平山等の山々に囲まれ、流域の北東部には十和田八幡平国立公園、南東部には栗駒国定公園があります。

子吉川は、秋田、山形県境の鳥海山に源を発し、本荘平野を貫流しながら、石沢川、芋川を合わせて、由利本荘市にて日本海に注ぎます。
子吉川流域は、東の出羽山地、笹森丘陵と南の丁岳山地に囲まれ、流域の南側には鳥海国定公園があります。

2級河川

県内の2級水系は、五城目町の馬場目岳を源に発し、三種川などの支川22河川と合わせ八郎湖に入り、船越水道をとおり日本海に注ぐ馬場目川、鳥海山に源を発し、鳥越川などの支川と合流した後、にかほ市にて日本海に注ぐ白雪川などがあります。