令和8年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者の決定について
コンテンツ番号:100397
更新日:
この度、令和8年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者2名を決定しましたので、お知らせします。
本賞は、若手研究者の研究開発意欲を喚起することにより、優れた若手研究者を持続的に輩出するため、平成19年度に創設したものです。今年度は、5月25日から7月31日の期間に募集を行いました。
県内の高等教育機関、公設試験研究機関及び企業に所属する若手研究者(※)を対象に公募を行い、審査委員会による審査の結果、宮腰 開 氏、瀧田 敦子 氏の受賞を決定いたしました。
※令和8年4月1日時点において40歳未満の研究者
受賞者
宮腰 開(みやこし かい)氏

秋田県農業試験場 研究員
研究テーマ:『秋田伝統食品“いぶりがっこ”の次世代を担う加工用ダイコン新品種「秋田いぶりむすめ」の育成と地域産業への貢献』
研究概要
本研究では、“いぶりがっこ”に向く加工用ダイコン品種として、近年の消費者嗜好に合致し長期安定供給可能な「秋田いぶりむすめ」を育成した。本品種は既存品種に比べ肥大が緩やかで収穫適期が長く、歩留まりに優れる。また機械収穫にも適する。加工品は幅広い消費者に受け入れられる適度な硬さであり、食味官能評価でも良好な結果が得られている。種子は許諾先を通じて令和9年度より県内の生産者限定で販売される予定である。
受賞者
瀧田 敦子(たきた あつこ)氏
秋田県産業技術センター 主任研究員
研究テーマ:『次世代自動車用部品のための小径複雑形状に対応したレーザ焼入れプロセスおよび焼入れ層分布シミュレータの開発』
研究概要
電動自動車は車重が重く部品への負荷が大きいため、小径複雑形状部品にも表面硬さと内部靭性を両立する部分焼入れ処理が求められる。本研究では、高周波焼入れで対応困難な小径複雑形状部品の部分焼入れにおいて加熱時の温度変化と施工条件の関係を精細に解析することで均一な焼入れ層が得られる新たなレーザ焼入れプロセスを確立した。さらに焼入れ層分布シミュレータを開発し、膨大な試作回数を要する施工条件選定を効率化した。
※今年度の募集に関する詳細やこれまで(平成19年~令和7年)の受賞者については下記のダウンロードファイルをご覧ください。
ダウンロード
これまでの受賞者と研究テーマ [282KB] [293KB]