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【平鹿蟹沢地区】吉田小学校現場見学会が行われました。
令和5年7月11日(火)、横手市立吉田小学校の5年生を対象に、県営ほ場整備事業「平鹿蟹沢地区」で施工業者(5社)による現場見学会を行いました。
この現場見学会では、実際の工事現場で動いている工事機械や測量機器に触れたり、ほ場整備についての動画を見たりすることですぐ近くで行われている工事への理解と、農業を支えている工事について理解を深めてもらう目的で実施しました。
はじめに、工事現場で使われているバックホウやブルドーザの試乗体験を行いました。最初は戸惑いながらも、初めて乗る大型機械にとても興奮している様子でした。
次に、測量作業体験として5班に分かれてクイズラリーを行いました。距離を測るクイズと水準測量機をのぞいて遠くにある小さな文字を読み取るクイズの2つを出題しました。初めて見たり触ったりする機器ばかりでしたが業者さんに教えてもらいながら上手に操作できていました。
クイズラリーの結果は、すべての班が全問正解し全員大喜びでした。
その後、県の担当者から「平鹿蟹沢地区」の概要や「ほ場整備」についての説明を行いました。「ほ場」とは何か「工事の目的」は何かなど、初めて聞く内容に熱心にメモを取っていました。また、動画でも「ほ場整備」と「農業・農村のさまざまなな働き」について勉強しました。
また最後には、現場見学会の一日を通しての質問タイムがありました。「どんな仕事が一番むずいですか」、「田んぼを平らにするにはどのくらい時間がかかりますか」など、素朴な、しかし奥の深い質問が飛び出しました。
現場見学会をする前は、ほ場整備について知らない生徒さんが多かったと思いますが、試乗体験やほ場整備についての説明を熱心に学んでいたので理解してくれたと思います。
現場見学会が行われた「平鹿蟹沢地区」と、参加してくださった生徒さんたちの将来がとても楽しみです。