画像:広報紙あきたびじょん_202610_p12_知事コラム(2026年10月号)

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(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)

知事コラム KentAkita!(健太来た!)

県民のみなさんと全員で歩けば、秋田はさらに良くなります!

全員で歩く

 陸上自衛隊で一番きつかった訓練は「徒歩行進(とほこうしん)(行軍(こうぐん))」です。私の所属した普通科(歩兵)部隊では、通常20キログラムほどの荷物を背負い、小銃などの武器を携行して約40キロメートルを歩くというものでした。たいていは夜間に明かりもつけず、やや早足で一晩歩き続けるので、全身の疲労や眠気そして足の痛みとの戦いです。酷暑や雨のときなどは特に、隊列から遅れる隊員が出てきます。そんな時はまず周囲の隊員が代わりに武器を持ってやり、それでも厳しければもう荷物も丸ごと持ってやる。みな自分一人でも十分きついのですが、可能な限り仲間で分担し、全員で完歩できるように頑張るのです。

 行軍はあくまで移動手段であって、目的地についた後の攻撃や陣地構築といった任務こそが実は本番です。現実として部隊には体力のある人もない人もいますが、弱い者をすぐに脱落させていては結局人数が減ってしまい、到着後の任務に支障をきたします。最大戦力をもって任務にあたるため、行軍では脱落者を出さないことが重要。仲間を大事にするというのは、優しさや友情といった美しい精神の発露であると同時に、任務遂行のため不可欠なことなのです。

 退官後もこの考え方はとても役に立っています。考え方の合わない人、段取りの良くない人、全力でやってくれない人…世の中には色んな人がいて、そうした方々を排除するのは簡単かもしれません。でも人にはみなそれぞれの正義や言い分があり、自分がまずそれを受け入れ、尊重することで仲間になれることも多々あります。仲間は少ないより多い方が良いのは明らかです。選び抜かれた少数精鋭より、能力差はあれど寛容で多様な人材が集まる大部隊の方が全体としては強いものだ、と私は信じています。

マンガで気づく思い込み

「男性は仕事、女性は家庭」 という無意識の思い込みはありませんか?

第2回 結婚・跡継ぎ問題?

親戚一同が集まる食卓の会話

女性:ともちゃんそろそろいい人できた?もうすぐ30歳でしょう?はやく彼氏作らないとあっという間よ~

男性:かじくんは長男だからな!墓を守っていくんだぞ!彼女早く作って父ちゃんと母ちゃんに孫の顔見せねーとな!

ともちゃん・かじくん:……

女性:女の子はねぇ ウンタラカンタラ

男性:男は昔っから どうたらこうたら

ともちゃん:(これだから秋田は……)はぁ...

かじくん:(いつの時代の話だよ……)はぁ...

<参考>発行に関するデータ等

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