画像:広報紙あきたびじょん2024年3・4月号 特集 特定健診・がん検診のススメ(2024年3・4月号)

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(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)

 食事、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が関わる「生活習慣病」や、日本人の2人に1人が生涯でかかるとされている「がん」は、早期発見・早期治療ができれば、治せる可能性が高くなります。
 「忙しいから」「病院や検査は苦手だから」などと先延ばしにせず、必ず健(検)診を受けましょう。

特定健診(特定健康診査)

 メタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクをチェックします。

対象 40歳から74歳までの方

特定健診にはこんなメリットが!

  • 脳卒中や心筋梗塞などの病気の早期発見につながります。
  • 専門家による生活習慣を見直すサポート(特定保健指導)が受けられます。
  • 病気が早い段階で見つかれば、治療にかかる負担が軽く済みます。

知っていますか?秋田はメタボ県

 メタボとメタボ予備軍に該当する方の割合は、全国平均より高くワースト5位(令和3年度)。メタボは生活習慣病のリスクとなります。

がん検診

 がんの疑いをチェックします。

対象 次の5つの部位で自覚症状のない方

  • :40歳以上(1年に1回)
  • :50歳以上(2年に1回)※胃部X線検査(バリウム)は毎年可。
  • 大腸:40歳以上(1年に1回)
  • 乳房:40歳以上(2年に1回)
  • 子宮頸(けい)部:20歳以上(2年に1回)

定期的な受診が大事です!

  • がん検診や人間ドックで見つかるがんは7割が「早期」です。
  • 早期発見ができれば、がんによる死亡のリスクを減少させることができます。
  • 要精密検査という結果が出た場合は、必ず精密検査を受けてください。

県の現状

死因別死亡割合
がん(悪性新生物) 24.7パーセント
心疾患(高血圧症を除く) 12.3パーセント
脳血管疾患 9.1パーセント
老衰 11.4パーセント
肺炎 4.6パーセント
誤嚥(えん)性肺炎 3.4パーセント
不慮の事故 2.8パーセント
その他 31.7パーセント
出典:厚生労働省「令和4年人口動態統計」
  • がんは全体の約4分の1
  • 生活習慣の影響が大きい三大疾病(がん(悪性新生物)、心疾患(高血圧症を除く)、脳血管疾患)で約46パーセント

手軽に受診できます!

 県や市町村では、皆さまに定期的に特定健診、がん検診を受診してもらえるよう、さまざまな取り組みを行っています。

大仙市の例

日曜健(検)診の実施

検診費用の自己負担の軽減

ウェブ予約システムを導入

そのほかにも!

  • 子宮頸(けい)がん検診・婦人科超音波検診は、実施期間内であれば、ご自身の都合の良い時期に医療機関で受診できます。
  • 40歳の方に胃がん検診・大腸がん検診の無料クーポン券を送付しています。

市町村によって実施状況は異なります 。

 大仙市健康増進センターの保健師の皆さんの声:健(検)診の受診は、自分の体の状態を知ること、守ること。大切なのは「自分の健康は自分で守る」という意識です。

健(検)診についてのお問い合わせ

国民健康保険・後期高齢者医療保険にご加入の方:お住まいの市町村へ

お勤めの方(被扶養者含む):職場の担当者へ※職場で受診機会のない方は、お住まいの市町村へお問い合わせください。

 まずは、お住まいの市町村の健(検)診情報、費用補助の情報などを調べてみましょう!

詳しくはこちらから(秋田健 - ここから始める健康寿命日本一!)<外部リンク>

お問い合わせ先

県健康づくり推進課 018-860-1428

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