特集:自分と大切な人への健康投資 特定健診・がん検診のススメ
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(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)
食事、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が関わる「生活習慣病」や、日本人の2人に1人が生涯でかかるとされている「がん」は、早期発見・早期治療ができれば、治せる可能性が高くなります。
「忙しいから」「病院や検査は苦手だから」などと先延ばしにせず、必ず健(検)診を受けましょう。
特定健診(特定健康診査)
メタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクをチェックします。
対象 40歳から74歳までの方
特定健診にはこんなメリットが!
- 脳卒中や心筋梗塞などの病気の早期発見につながります。
- 専門家による生活習慣を見直すサポート(特定保健指導)が受けられます。
- 病気が早い段階で見つかれば、治療にかかる負担が軽く済みます。
知っていますか?秋田はメタボ県
メタボとメタボ予備軍に該当する方の割合は、全国平均より高くワースト5位(令和3年度)。メタボは生活習慣病のリスクとなります。
がん検診
がんの疑いをチェックします。
対象 次の5つの部位で自覚症状のない方
- 肺:40歳以上(1年に1回)
- 胃:50歳以上(2年に1回)※胃部X線検査(バリウム)は毎年可。
- 大腸:40歳以上(1年に1回)
- 乳房:40歳以上(2年に1回)
- 子宮頸(けい)部:20歳以上(2年に1回)
定期的な受診が大事です!
- がん検診や人間ドックで見つかるがんは7割が「早期」です。
- 早期発見ができれば、がんによる死亡のリスクを減少させることができます。
- 要精密検査という結果が出た場合は、必ず精密検査を受けてください。
県の現状
がん(悪性新生物) | 24.7パーセント |
---|---|
心疾患(高血圧症を除く) | 12.3パーセント |
脳血管疾患 | 9.1パーセント |
老衰 | 11.4パーセント |
肺炎 | 4.6パーセント |
誤嚥(えん)性肺炎 | 3.4パーセント |
不慮の事故 | 2.8パーセント |
その他 | 31.7パーセント |
出典:厚生労働省「令和4年人口動態統計」
- がんは全体の約4分の1
- 生活習慣の影響が大きい三大疾病(がん(悪性新生物)、心疾患(高血圧症を除く)、脳血管疾患)で約46パーセント
手軽に受診できます!
県や市町村では、皆さまに定期的に特定健診、がん検診を受診してもらえるよう、さまざまな取り組みを行っています。
大仙市の例
日曜健(検)診の実施
検診費用の自己負担の軽減
ウェブ予約システムを導入
そのほかにも!
- 子宮頸(けい)がん検診・婦人科超音波検診は、実施期間内であれば、ご自身の都合の良い時期に医療機関で受診できます。
- 40歳の方に胃がん検診・大腸がん検診の無料クーポン券を送付しています。
※市町村によって実施状況は異なります 。
大仙市健康増進センターの保健師の皆さんの声:健(検)診の受診は、自分の体の状態を知ること、守ること。大切なのは「自分の健康は自分で守る」という意識です。
健(検)診についてのお問い合わせ
国民健康保険・後期高齢者医療保険にご加入の方:お住まいの市町村へ
お勤めの方(被扶養者含む):職場の担当者へ※職場で受診機会のない方は、お住まいの市町村へお問い合わせください。
まずは、お住まいの市町村の健(検)診情報、費用補助の情報などを調べてみましょう!
詳しくはこちらから(秋田健 - ここから始める健康寿命日本一!)<外部リンク>
お問い合わせ先
県健康づくり推進課 018-860-1428