特集:あなたも私も、みんなで考えよう! ”多様性に満ちた社会”の実現に向けて
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(以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)
思い込みや理解不足から、気付かないうちに差別やいじめなどをしてしまう場合があります。次のような場面で暮らしにくさを感じている人がいます。
動画はこちらから「秋田県 多様性に満ちた社会づくり(YouTubeチャンネル)」<外部リンク>
このほかにも、世の中には、さまざまな差別やいじめ、ハラスメントが存在しています。これらは、人の個性を侵害する要因であり、穏やかに暮らす権利を侵し、場合によっては人の生命、身体に関わる深刻な問題につながりかねません。
感じる差別等の種類
年齢を理由とするもの | 36.8パーセント |
---|---|
障害を理由とするもの | 23.5パーセント |
性別に関するもの | 23.5パーセント |
ハラスメント | 23.1パーセント |
感染症の患者及び医療・介護従事者等に対するもの | 17.4パーセント |
いじめ | 16.7パーセント |
外国人に対するもの | 6.4パーセント |
性的指向、性自認等を理由とするもの | 4.2パーセント |
犯罪をした人等に対するもの | 3.9パーセント |
がん等の疾病に関するもの | 2.7パーセント |
犯罪被害者等に対するもの | 1.2パーセント |
その他 | 6.3パーセント |
Q1.なぜ、差別やいじめ、ハラスメントが行われてしまうのでしょうか?
意識的か無意識かに関わらず、相手への配慮がなかったり、できないことや分からないことをバカにしたり見下したりすることが、差別やいじめ、ハラスメントにつながります。「コミュニケーションのつもり」は通用しません。嫌がっていないか、どう思っているのか相手に対して配慮することが大切です。また、そのような状況を見て見ぬふりすることなども差別等の助長につながります。
Q2.多様性に満ちた社会を実現するために、一人ひとりが意識すべきポイントは?
自分にとっての「当たり前」や「常識」、「普通」を疑ってかかることがまずは第一歩です。「こんな当たり前のことも分からないの?」「それは社会人にとって常識!」「普通は、こういう風にするよね」など、自分基準の価値観を相手の状況や立場を考えず杓子(しゃくし)定規に当てはめて考えることは問題です。「私は差別やいじめなどしていない」と思わず、多様性に満ちた社会を「自分事」として、当事者意識を持つことが大切です。
秋田大学教育文化学部
教授 山名 裕子(やまな ゆうこ)氏
(多様性に満ちた社会づくり有識者会議 会長)
差別等相談窓口
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相談方法電話、ウェブ、面談(あきた未来戦略課相談室、要予約)
相談時間月曜日から金曜日まで:9時から17時まで
電話070-4106-4564(担当者直通)
多様性に満ちた社会づくりに関するウェブページ
- 基本条例の全文や、多様性に満ちた社会づくりに関する指針を、紹介しています。
- 差別の種類などに応じた個別相談窓口を案内しています。
詳しくはこちらから(あきた未来戦略家:秋田県多様性に満ちた社会づくり基本条例の施行について)
お問い合わせ先
県あきた未来戦略課 018-860-1232