令和4年11月5日(土)、建設業に興味を持っている女子高生を対象とした「よこて建設女子会7th」が横手市で開催され、女子高生4名・地元建設企業や県の女性技術職員9名が参加しました((一社)平鹿建設業協会主催:秋田県補助事業)。過去2回は新型コロナウイルス感染症対策のためオンラインや規模を縮小しての開催でしたが、今回は参加者がICT建機に試乗・操縦体験をしたり、講演を聞いたりするほか、意見交換などをとおして交流をはかりました。

ICT建機体験会

 ICT建機体験会は、(株)ほくとう横手営業所にて実施され参加者はICTショベルに試乗したり3Dレーザースキャナ等を体験したりしました。

ICT建機2台と参加者たち  ICT建機に試乗する参加者  ICT建機に試乗、操縦体験する女子高生

レーザースキャナの説明を聞く参加者  体験会の様子  体験の様子

講演会

 講演会では次の2講演が行われました。

  1. 「建設業と i-Construction」佐々木和明さん(株式会社ほくとう企画ICT事業部課長)
  2. 「インフラ整備とは?秋田県の取り組み」小山田佳奈さん(秋田県平鹿地域振興局 建設部企画・建設課)

講師の株式会社ほくとうの佐々木和明さん 講師の平鹿地域振興局の小山田佳奈さん

車座ホンネトーク 

 女性技術者と女子高生がグループごとに意見交換を行う「車座ホンネトーク」では、女性技術者が建設業に入職したきっかけや魅力・仕事のやりがいなどに触れながら女子高生の疑問・質問に答え、終始にこやかな雰囲気で交流を深めました。会の最後にはグループごとで話し合った内容を発表する場が設けられ、お互いの意見を共有しました。

車座ホンネトークの様子  車座ホンネトークの様子

発表の様子  発表の様子  

女子高生による感想・意見

  • 見学する機会はあったけど、自分で重機を動かすことは初めてだったので楽しかったです。
  • ICTを使うことで、女性の活躍する場が増えるのはすごいし、うれしいと思いました。
  • 現場で働くにも積極性が不可欠だと教えられたので、今のうちに養っておきたいです。
  • 家庭との両立ができる環境があるんだなと実際に働いている方々の話を聞けてよかったです。
  • それぞれの現場で女性の活躍できる場所が多いことを知って、自分自身の中でやってみたいという気持ちが強まりました。

記念撮影