令和4年9月5日(月)、(一社)雄勝建設業協会女性部会「はなこまち」が現場研修会を開催し、会員16名が参加しました。この現場研修会は、研修会をとおして新工法や新技術に触れ、建設業の魅力の再発見と大手企業が採用している広報活動や業務への取り組みを学習することを目的に行われました。参加者は東成瀬村で建設が進む成瀬ダム建設工事現場展望台で堤体を臨んだ後、ダム右岸側にあるKAJIMA DX LABOへ向かいました。

ラボの外観

KAJIMA DX LABO

 KAJIMA DX LABOは、成瀬ダム建設工事の概要や最先端のICT施工技術および鹿島建設株式会社が考える土木の未来について知ることができる施設で、参加者は配布されたタブレット端末をジオラマやパネルにかざすとAR体験を楽しみながら理解を深めることができます。

 参加者は、KAJIMA DX LABO コンシェルジュから説明を受けた後、タブレットを操作し成瀬ダム周辺をARジオラマで再現したり、解説パネルに施された楽しいAR演出を体験しました。興味・関心に応じて各々のペースで学習できるスタイルが参加者に好評でした。

動画学習の様子  ジオラマにタブレットをかざす様子  完成後のダムの様子をAR体験する様子  

LABOの展望デッキから建設工事現場を見学

 建設現場にタブレットをかざすと実際の位置にダム完成時の堤体の大きさなどをARで体験できます。

ラボの展望台から工事現場を見学する様子  施工中の現場にタブレットをかざしている様子  完成後のダムの水の流れがAR体験で学習できる

最先端のICT施工技術を駆使した無人の自動化重機が稼働する広大な現場を目の当たりにし、興奮して思わず声を上げる参加者が多く見られました。スケールの大きさや最先端技術に感嘆しつつ建設業の可能性と魅力を改めて感じられた現場研修会となりました。

成瀬ダム建設工事現場展望台にて記念撮影