メカトロニクスってなに?

ロボットに例えて説明します。
ロボットは機構(メカニズム)により、物理的な動きが可能です。
人間でいうと骨格や関節などの部分になります。
これは機械要素で、機械設計や機械加工といった機械工学の分類になります。

 メカニズム

  

筋肉、神経、血管
つづいて、機械を動かす駆動部について説明します。
電気の力を使ってモーターを動かし、可動部を作動させます。
モータは人間でいうと筋肉の部分になります。
電気回路により、モータに電力や情報を送り動作させます。
電気回路は人間でいうと神経や血管、内蔵になります。
 
 
 
 
 
 
センサーを使い回転や動きを制御します。
センサーは

 

 などの感覚器官になります。
これは電気エネルギー、電子回路を用いた電気・電子工学の分類になります。
 
頭脳
 
 
 
最後はコンピューターで制御します。
コンピューターは頭脳の部分になります。
どのように動かすか判断する制御工学は人間の考えに相当します。
どのように動かすかをプログラムで表現し伝えることを情報・通信工学の分類になります。

 

メカトロニクス
 
 
これまで説明したものをすべて合わせると、ロボットの部品を製作し(機械加工)、組み立て(機械工学)、自動で動かす(電気・電子・情報・通信工学)ことができるようになります。これがメカトロニクス科です。

 

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