特集 あなたも私も、みんなで考えよう! “多様性に満ちた社会”とは?
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多様性に満ちた社会づくり基本条例を制定しました
多様性について理解を深め、差別のない県民一人ひとりの個性が尊重される社会づくりに、みんなで取り組んでいきましょう。
思い込みや理解不足から気付かないうちに、差別やいじめなどをしてしまう場合があります。自分自身や身近に次のような例はありませんか?
差別
性別 「家事や子育ては、女性がするべきものだ」と言われた。
外国人 自分は、外国人技能実習生であるが、周囲から話しかけられることがない。
障害 レストランで、障害があることを理由に来店を拒まれた。
年齢 店でカード払いにまごついていたところ「高齢者は現金で払え」と、ほかの客からせかされた。
感染症 患者のいる家庭の情報が地域に広げられ、事実上の村八分となった。
犯罪被害者など 犯罪の被害に遭ったことを、噂話として近所に広められた。
がんなどの疾病 治療のための休暇制度がないことや、業務遂行に支障があるとの理由から退職を促された。
犯罪をした人など 「犯罪をした人の子だから一緒に遊ばせられない」と、ほかの子どもの親に言われた。
性的指向など 性的指向が同性であることを、同意なく、周囲に言いふらされた(アウティング)。
あきたパートナーシップ宣誓証明制度がスタートしました!
同性カップルなど、性的少数者の方などが、互いをパートナーとして宣誓した場合に、県として証明する制度です。
その他
- 自治会活動や校外活動に参加しなかったところ、その後、案内が届かなくなった。
- 県外出身者であることを理由に、地域の集まりに誘われない。
ハラスメント
カスタマーハラスメント 顧客や取引先などから、次のようなことをされた。
- 土下座の強要
- 長時間にわたる謝罪の要求
- 一方的で不当な要求の執ような繰り返し
- 人格を傷つける発言
パワーハラスメント 上司から「バカ」、「アホ」など、周りの職員も不快に思うようなことや、「辞めてしまえ」などの指導を超えたことを言われた。
セクシュアルハラスメント 同僚から「結婚しないのか」、「子どもはつくらないのか」と執ように尋ねられた。
妊娠、出産などに関するハラスメントなど 産前休業や育児休業の相談を上司に話したら、「休むなら辞めてもらう」と言われた。
いじめ
- 「死ね」、「気持ち悪い」といった悪口や、容姿を冷やかすあだ名などを言われた。
- 仲間はずれにされたり、話し合いの際にいない者のように扱われた。
無意識のうちに差別やいじめなどをしないため相手を思いやり、次のような視点で自分の行動を見直してみましょう。
自分の行動が、
- 相手を嫌がらせたり、悩ませたり、悲しませたりする行動になっていないか。
- 相手にけがをさせたり、痛がらせるような行動になっていないか。
- 人種など相手が変えることのできないことを理由とした行動になっていないか。
- 自分がされた場合、不快と感じる行動になっていないか。
- 相手だけでなく、周りの人が嫌がるような行動になっていないか。
- 自分だけが納得している行動になっていないか。
「多様性に満ちた社会」とは、あらゆる差別の解消を図り、全ての県民が個性を尊重し合いながら、多様な文化や価値観を受け入れ、互いに支え合う社会のこと。
差別やいじめなどを考える際に気を付けたいこと
- 差別をした側にも、過ごしてきた社会的状況や教育内容の変化など、本人の責任だけではない事情があります。
差別をした人を非難するだけではなく、互いに理解をするよう努めることが大切です。 - やむを得ない事情から、差別の例外になるものがあります。(具体例:法令により女性だけが対象となる助産師など、性別を限定した求人が認められる事例 / 直ちには実施できない建築物のバリアフリー化 など)
多様性に満ちた社会づくりに関する相談窓口を開設しました!
差別等相談窓口
- 差別等に関する相談に応じます。
- 秘密厳守、相談無料で対応します。
相談方法 電話、ウェブ(美の国あきたネット参照)、面接(あきた未来戦略課相談室、要予約)
相談時間 月曜日から金曜日まで:9時から17時まで
電話 070-4106-4564(担当者直通)
多様性に満ちた社会づくりに関するウェブページ
- 基本条例の全文や、多様性に満ちた社会づくりに関する指針を、紹介しています。
- 差別の種類などに応じた個別相談窓口を案内しています。
詳しい情報はこちらから
多様性に満ちた社会づくりに関するウェブページ
お問い合わせ先
県あきた未来戦略課 018-860-1232